親世代の学生時代、私立法学部であれば中央大学、大学単位では立教大学が「MARCH」の序列トップだった。対して現代の学生は「何となく」明治大学を選ぶ。この「何となく」の正体は何なのか。
オープンキャンパスで各大学に足を運ぶと、明治は交通の便のいい都心に高層キャンパス「リバティタワー」を構える。かつてのバンカライメージはまるで消え、開放的で現代的で華やかな雰囲気が、勉学、研究においてもキャンパスライフにおいても、高校時代とは異なる新しい世界に導いてくれる期待感を醸し出す。
結果、現代の学生は「やっぱり明治がいい」となるのである(下図参照)。