辻元清美議員(58)が、ネット世論から”献金疑惑”追及の刃が突きつけられている。

8月28日、生コン業界の”ドン”と呼ばれる、武建一容疑者(連帯ユニオン・関西地区生コン支部執行委員長・76)が逮捕された。武は17年に滋賀県内の工場建設工事で、商社の支店長らに「(組合の業者を使わなければ)大変なことになる」と脅迫した疑いが持たれている。

同ニュースを報じた『報道ランナー』(関西テレビ)では、被害にあったという経営者が取材に応じ「元旦の朝7時に自宅前で100人くらいが奇声を挙げて嫌がらせをした」「1億2000万円くらいとられた」と驚くべき実態を告白。武らは数十年で100億円近い金を集めていたという。

やってることは、まさに反社会的勢力そのものだが、今年3月に関西生コンが大阪府警と奈良県警による家宅捜索を受けた際の映像を見ると、その活動実態はいわゆる労組と程遠いことが分かる。

そんな武は「労組貴族」と呼ばれ、銀座や北新地でも労組職員らと豪遊していたという。年に一度、永田町の議員会館を訪れ、ひいきの議員を訪ね回っていたが、そのひいきの一人が辻元だった。

次ページ:籠池夫人メールにも書かれた、辻元と武の「切っても切れない蜜月関係」
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