スマホがTカード代わりになる「モバイルTカード」の使い方、Tポイントが貯まる対応アプリも紹介
2018-05-20 10:47何かと利用する機会の多い「Tカード」ですが、毎回レジで財布から取り出すのは面倒です。スマホにカードを連携できるモバイルTカードなら、バーコード提示やスマホをかざすだけで、Tカードがその場になくてもTポイントを貯めることができます。本記事では、モバイルTカードの基本的な使い方と、現在10種類ある対応アプリなどについて紹介します。
モバイルTカードとは
いつも利用しているTカードを自分のスマートフォンに入れられるので、会計時にスマートフォンでポイントを貯めたり使ったりすることができます。モバイルTカードは通常のTカードと情報が連携されるだけで、情報はほぼリアルタイムで更新。したがってTカード利用時、モバイルTカード利用時ともに、使った分だけポイントが貯まります。
ただし、モバイルTカードの表示・登録には有効なTカードと、TサイトのログインIDであるYahoo! JAPAN IDが必要です。Tカードを所持していない場合は、Tポイントの提携先で申し込みをしてください。
モバイルTカードの種類
モバイルTカードには、「バーコード」タイプと「おサイフケータイ」タイプの2種類があります。使い方は後述しますが、それぞれどのような違いがあるか簡単に把握しておきましょう。
バーコードタイプ
Image:Tサイト
モバイルTカードに対応したアプリをダウンロードし、ログインしてTカードの情報を連携させると利用できます。モバイルTカードを使う際は、スマホの画面上にモバイルTカードのバーコードを提示し、レジで読み込むだけです。アプリをダウンロードしておけば、様々な店舗でモバイルTカードを使用できます。
おサイフケータイタイプ
モバイルTカード対応アプリやAndroidスマホ専用のサイトから登録できます。楽天EdyやiDなど、おサイフケータイに登録した電子マネーで支払いをする時に店頭のICリーダーにかざすと、Tカードのサービスを受けられます。ただし、利用できるのはおサイフケータイ搭載のAndroid端末のみ。iPhoneやおサイフケータイ非対応端末では使えません。
両タイプの違いは?
また、バーコードタイプとおサイフケータイタイプそれぞれで、モバイルTカードを利用できる店舗が違うので注意が必要です。利用可能な店舗は下記の公式サイトから確認できます。
快適に利用するためには、対応店舗数の多いバーコードタイプがおすすめ。Tカードにチャージ(入金)して利用できるプリペイド型の電子マネーの「Tマネー」を登録しておけば、支払いがより便利になります。
モバイルTカードの利用方法
バーコードタイプの場合
登録方法
モバイルTカードに対応したアプリをダウンロードします。アプリによって登録方法は異なりますが、今回は「Tポイント」アプリで説明します。
Tポイントアプリを立ち上げ、利用ガイドを閲覧すると利用規約の同意を求められます。
利用規約を確認して
をタップします。Yahoo! JAPAN IDログイン画面が表示されたら、
をタップ。Yahoo! JAPAN IDを持っていない人は
をタップして、メールアドレスやID、パスワード、郵便番号、生年月日、名前(任意)、性別などを入力。 をタップして登録を完了してください。その後、登録したIDとパスワードを使ってログインします。
すでにYahoo! JAPAN IDを持っている人は、IDとパスワードを入力して
をタップしてログインします。アプリのホーム画面が表示され、Tカードとの連携が完了します。
利用方法
アプリ右下にある「モバイルTカード」のアイコンをタップすると、バーコード画面が表示されます。
店舗レジでTカードの提示を求められたら、バーコードを提示して機械で読み取ってもらえば、Tポイントを利用できます。
おサイフケータイタイプの場合
登録方法
おサイフケータイタイプのモバイルTカードは、モバイルTカード公式サイトやTポイントアプリから登録できます。
サイトからは
をタップしてログインをします。アプリからの登録はバーコードタイプの場合と同じ手順で、Yahoo! IDやパスワードを入力し、ログインしてください。
アプリを起動すると右下に「モバイルTカード」のアイコンが表示されるので、タップしてバーコード画面を開きます。
画面右下にあるおサイフケータイマークをタップすると登録画面が表示されます。利用規約を確認し、
をタップ。「かざすフォルダ(会員証)にダウンロードします」の下に記載された
をタップし、しばらく待てば登録は完了します。利用方法
利用する際は、店頭でモバイルTカードを使用することを伝え、登録済みのおサイフケータイをICリーダーにかざせばOK。
支払いと同時にTカードを利用できます。
モバイルTカードに対応するアプリ
モバイルTカード機能が搭載されているアプリは下記の10本です。Tカードを提供するCCCマーケティングによれば、「サービスに紐づく形でTポイントを貯められるように設計されており、ユーザーがアプリを使い分けいただくことを想定しています。様々なアプリから共通のサービスが受けられるため、利用シーンに応じてアプリを選んでいただきたい」といいます。
まとめ
モバイルTカードに対応しているアプリは、自分が利用するサービスを基準に選ぶのがベストです。現在、店舗を利用することで貯められるアプリは6つですが、CCCマーケティングによると、これからモバイルTカードに対応したアプリやサービスは増えていく予定とのこと。
利用頻度の高いアプリを1つインストールしておけば、他のモバイルTカード提携先店舗でも利用できる上、Tマネーを利用したりチャージしたりするだけでもポイントが貯まるため、効率よくポイントを貯められます。
構成・文:吉成早紀
編集:アプリオ編集部
取材協力:CCCマーケティング株式会社