UQモバイル(ユーキューモバイル)の知っておきたい4つのデメリット
格安SIMの中でも評判の高いUQモバイル(ユーキューモバイル)ですが、デメリットがあるとしたら何でしょうか?メリットだけでなくデメリットも考量することで、良い格安SIMの選択ができるでしょう。ここでは、UQモバイル(ユーキューモバイル)の4つのデメリットについて考えたいと思います。
この記事の目次
UQモバイル(ユーキューモバイル)にデメリットがある!?UQモバイルは格安SIMの中でも知名度が高いMVNOですが、乗り換え時にはデメリットも考えて選択したいところ。UQモバイルのメリットだけでなくデメリットも考量することで、良い格安SIMの選択ができるでしょう。ここでは4つのUQモバイルのデメリットについて見ていきます。
UQモバイル(ユーキューモバイル)のデメリット1.縛りがある
UQモバイル(ユーキューモバイル)のデメリットでまず気になるのが「縛り」。縛りとは、契約期間が最低でも2年などと縛られる、いわゆる最低利用期間のこと。docomoやauなどのキャリアでは珍しくない契約内容ですが、格安SIMであるUQモバイルの場合はデメリットになるかもしれません。
おしゃべりプラン・ぴったりプランは2年縛り
UQモバイルの目玉プランは、プランに応じた通話料と通信料がコミコミのセットプラン。この「おしゃべりプラン」と「ぴったりプラン」には最低利用期間が2年間あるので、2年縛りがあるプランとなります。2年間の間に解約してしまうと解約料の10,260円がかかるので要注意です。
2年縛りの賢い利用方法は?
格安SIM・MVNOでは解約料がかからなかったり、最低利用期間がない、もしくは短期間だったりするので、UQモバイルのこの縛りは窮屈に感じるかもしれません。しかし、UQモバイルのセットプランはキャリアと変わらない感覚で利用できる点を考えると、キャリアと同じように縛りがあるのは自然と受け入れられるかも。
例えば、UQモバイルはある程度の期間利用することで「マンスリー割」という端末払いのサポート割引を受けられます。2年間の契約をすることで一部の端末を実質最安108円から購入できるというサービスになっているので、2年縛りがあってもお得に利用できるというわけです。
出典:UQモバイル
また、おしゃべりプラン・ぴったりプランでなければ縛りは2年ではありません。データ高速/無制限+音声通話プランでは最低利用期間は12か月、音声通話の付かないデータ高速/無制限プランは最低利用期間なしとなっているので、こちらは他のMVNOと同程度の縛りになるでしょう。最低利用期間が気になる方はこのUQモバイルのプランもおすすめです。
公式サイト:UQモバイル
UQモバイル(ユーキューモバイル)のデメリット2.プラン料金が複雑になる
UQモバイルのデメリットの2つ目は、プランが複雑で把握しづらいという点。キャリアと似た感覚で利用できると先ほど述べましたが、キャリアの場合と同じような複雑さもUQモバイルにはあります。
セットプランは1年目と2年目の料金が違う
先ほども触れた2年縛りの「おしゃべりプラン・ぴったりプラン」ですが、別のデメリットもあります。それは次のプラン表を見ていただくと分かると思うのですが、1年目と2年目の契約内容が異なるという点です。
UQモバイル | 月額料金 データ+SMSプラン | 月額料金 音声通話プラン | 高速通信容量 | 通信速度 | SIM枚数 |
---|---|---|---|---|---|
データ高速プラン | 1,058円 | 1,814円 | 3GB/月 | 受信最大225Mbps 送信最大25Mbps | 1枚 |
データ無制限プラン | 2,138円 | 2,894円 | 無制限 | 送受信最大500kbps | 1枚 |
おしゃべり/ ぴったりプランS | - | 2,138円 (14ヵ月以降は3,218円) | 2GB (26ヵ月以降は1GB) | 受信最大225Mbps 送信最大25Mbps | 1枚 |
おしゃべり/ ぴったりプランM | - | 3,218円 (14ヵ月以降は4,298円) | 6GB (26ヵ月以降は3GB) | 受信最大225Mbps 送信最大25Mbps | 1枚 |
おしゃべり/ ぴったりプランL | - | 5,378円 (14ヵ月以降は6,458円) | 14GB (26ヵ月以降は7GB) | 受信最大225Mbps 送信最大25Mbps | 1枚 |
14か月以降、つまり2年目に入ると月額基本料金が1,080円アップします。というのも、1年目は「イチキュッパ割」が適用されており、1,080円割引された額が請求されるから。基本料金が上がってしまうというよりも、割引適用期間が終わるという考え方ですが、それでもユーザーにとってはデメリット感がありますね。
また、26か月以降は無料通話量(ぴったりプランの場合)・データ量ともに半減してしまいます。3年目はコスパが下がってしまうわけです。2年縛りが終わったあとも長期的に使うことを視野に入れている場合は注意が必要ですね。
プランのコスパを維持する方法は?
1年目・2年目とコスパが悪くなるのは明らかにデメリットですが、2年間の間にマンスリー割が適用されて実質端末代が108円になる場合をもう一度考えてみましょう。108円となるのは一部の端末です。詳細は公式サイトよりご確認ください。
UQモバイルで売られているAndroid端末はSIMフリーなので、他のMVNOでも利用することが可能です。多くの場合、格安SIMに乗り換えるときにかかるコストの大部分を占めているのはこの端末代。SIMフリーの機種がほぼ0円で手に入れられるわけですから、2年の間は対象端末を購入してUQモバイルを利用し、縛りが終わった後他のMVNOに乗り換えるというのも悪い考えではないでしょう。
ぜひ気に入ったスマホをUQモバイルでゲットして、よりお得に格安スマホを運用していきましょう。
UQモバイル(ユーキューモバイル)のデメリット3.すべてのSIMフリー端末が利用できるわけではない
UQモバイルのデメリットでまた端末の話になりますが、今度は端末のセット購入ではなく、UQモバイルのSIMを利用するときにどの端末で利用できるのかという話。詳しく見ていきましょう。
UQモバイル(ユーキューモバイル)はau系回線
UQモバイルは他の格安SIMと違い、au回線のSIMになっています。格安SIMは圧倒的にdocomo系SIMが多いですが、au系もUQモバイル、mineoなどをはじめ増えてきています。au版スマホでも格安SIMを利用できるという点で非常に喜ばしいことなのですが、この点で端末選びにさらなる複雑さが加えられてしまっているのも事実。
というのは、SIMフリースマホであってもau回線の周波数に対応していないと利用できないという場合があるからです。さらにau特有のVoLTE対応スマホではマルチSIMを選択しなければ機能しないことや、SIMロック解除が実施されている必要があることにも注意が必要です。
端末をUQモバイルで購入せずに所有のスマホでUQモバイルを利用する場合は、周波数やSIMのタイプ、VoLTEについてある程度調べておく必要があるかもしれません。
au回線でも確実に通信する方法は?
自分の持っている機種でUQモバイルのSIMカードを利用できるか、SIMカードのタイプはどれにするべきかを簡単に調べられる方法があります。それは公式サイトの動作確認表をチェックすることです。動作するかどうか、テザリングなどの機能が利用できるかどうか、確認されたスマホの一覧があるので、この表に〇が付いていれば安心して利用できます。もしこの動作確認がとられていない端末を使いたいということであれば、周波数などをよく調べて自己責任で利用するということになります。
出典:UQモバイル
公式サイト:UQモバイル
VoLTE対応スマホについて詳しくはこちらで説明されています
UQモバイル(ユーキューモバイル)のデメリット4.3G回線が使えない
au回線は4GつまりLTEの回線しか利用できないため、こちらもデメリットと言えるでしょう。ただし公式サイトによると、au 4G LTEは今や人口カバー率99%超。3G回線が使えずに困るという方はかなり少なくなっているはずなので、そこまでのデメリットではないでしょう。
3Gエリアは圏外になる
4Gの回線しか使えないということは、UQモバイルは3G回線しか通っていない場所では利用できないということになります。3Gしかないエリアに住んでいる場合、またはそうした場所へ旅行する場合は不便でしょう。
しかし上記にも書いたとおり4G回線の普及が進んでおり、3G回線だけのエリアはどんどん少なくなっています。4Gがどこに行っても使えるようになる日は近いので、この点にそれほど神経を使う必要はないかもしれませんね。
4Gエリアの確認方法は?
念のためエリアを確認したいという場合は、KDDIの公式サイトにてサービスエリアマップをご参照ください。
出典:UQモバイル
デメリットをカバーして、UQモバイル(ユーキューモバイル)を使いこなそう!
UQモバイルのデメリット4点を見てきましたが、同時にメリットとなる点も見つけられたのではないでしょうか?メリットとデメリットどちらもよく知ってから最善のプランを選びたいですね!最後にまとめて見てみましょう。
UQモバイル(ユーキューモバイル)のデメリットとメリット
今まで見たデメリットは以下の通りでした。
- 2年縛りがある
- 1年目・2年目以降コスパが悪くなる
- SIMフリー端末でも対応周波数によってはUQモバイルのSIMカードが使えないことがある
- 3G回線では圏外になる
しかし裏を返せば、キャリアと同じ感覚で使えるのに格安で、一部の端末は実質価格が108円になるなどの強みもありましたね。さらにUQモバイルはMVNOの中で最速といってもいいほどの通信速度が安定して出るので、このメリットは今まで考えたデメリットと比べても計り知れないものでしょう。デメリットの部分を上手にカバーする方法を覚えて使うのがおすすめです!
詳しいサービスの内容、期間限定のお得情報などは下記の公式サイトからどうぞ。期間限定キャンペーンなども随時開催されているので、最新情報をゲットしてくださいね。
公式サイト:UQモバイル
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