わかめや昆布を食べれば髪が生えるって本当?

巷でよく聞く「わかめや昆布を食べると髪がフサフサになる」という話。果たしてそれは本当なのでしょうか? それとも、わかめや昆布は黒々としているからいかにも髪の毛にも良さそう、という想像上での話なのでしょうか? その気になる真偽について調べてみました。

ライター:DANVI編集部

そもそも、わかめや昆布にはどういう栄養素が含まれているの?

わかめや昆布などのいわゆる海藻類に含まれている栄養分は、ミネラル、ビタミン、そしてぬるぬるとしたぬめりのもとのフコイダンなどが主なものです。それぞれ、新陳代謝を活発にしたり、皮膚の乾燥を防いだり、免疫力の向上に役立つと言われています。

ただ、果たしてこれらの栄養素が、髪の薄毛対策に効果があるのかというと、首を傾げざるを得ません。というのも、髪の毛を構成しているのは、ケラチンというタンパク質。

ケラチンは18種類のアミノ酸が組み合わされてできたものですが、わかめや昆布などの海藻には残念ながらタンパク質はほとんど含まれていません。

それが、「わかめや昆布で髪の毛がフサフサになる」という話はどうやら迷信らしいという根拠です。

身体に摂取した栄養が髪の毛に回ってくるのは最後!?

今まで、薄毛に効果があると信じて、わかめや昆布を一生懸命食べていたのに、それが迷信であると聞いた途端、食べるのを止めてしまおうと思ったあなた!

それは早合点というものです。人によっては、髪の毛は自分の印象を決める大事なものだと思っていても、生命維持という観点からすれば、もっと大事な場所が身体にはいろいろあるので、身体に摂取された栄養はまずはそこに優先的に回され、髪は後回しにされます。

とはいえ、昆布やわかめには、身体に良い栄養分があるのですから、摂取するのをやめてしまうのはもったいないこと。

髪の毛の健康のためには、昆布やわかめのような海藻類を含めて、栄養的にバランスの取れた食事、適度な運動、規則正しい生活を送ることが重要です。

髪の毛に大事なのはバランスの取れた食事

では、髪の毛に良い食事の摂り方とはどんなものなのでしょうか? まずは髪の毛の主成分とされるタンパク質。肉や魚、卵など、ひとつのものに偏らずに毎日いろいろ食べるのがおすすめ。

その他には、野菜や果物でビタミンやミネラル類も必要です。ミネラルと言えば、もちろん、わかめや昆布などの海藻に豊富に含まれるので、バランス良く摂るといいでしょう。また、きのこ類や乳製品などで、食物繊維や乳酸菌などを取り込むと、腸内環境のアップに繋がり、栄養素をより効率的に取り込むことも可能になるようです。

昆布やわかめは直接髪の毛に働きかけることはないけれど…!?

以上のように、昆布、わかめだけをたくさん食べたからといって、髪の毛が生えてきたり、増えることはありません。けれども、髪の毛の健康にとって、良い要素の1つであることには間違いありません。

いろいろなものを摂取し、栄養バランスの良い食事を心がけることで、髪の毛を含めて身体全体を健康に保ちましょう。

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