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妻子があるのに男性は、なぜ妻以外の女性と性的関係を結びたいと考えるのでしょうか。今回は、私のところに相談に来て身勝手な思いをさんざん吐露した挙句、なぜか満足して帰っていった不思議な不倫男の話を紹介しましょう。(露木行政書士事務所代表 露木幸彦、名前はすべて仮名)

不倫疑惑報道が原因?
小室哲哉さんが引退表明

 音楽プロデューサー・小室哲哉さんが、『週刊文春』で看護師との不倫疑惑が報じられたことを受け、「僕なりのけじめとして引退を決意しました」と発表しました。

 2011年にくも膜下出血を患いリハビリ中だという妻・KEIKOさんとの生活の一方、不倫疑惑を報じられたことについて、小室さんは会見で「『不徳の致すところ』という言葉以外にはありません」と話しましたが、「男女の関係は全くありません」とも語っています。不倫の事実は否定しながらも、騒動のけじめをとって引退するということです。

 90年代末を中心に一世を風靡した小室さんの35年近い音楽生活が、このようなかたちで幕を閉じるとは想像もしていませんでしたし、じつに残念なのですが、私としては、せっかくなら本当に不倫はあったのか、あったならなぜそんな行動に走ってしまったのか、ご本人の口から明かしてほしかったと思います。

 決して興味本位からではありません。また、もちろん不倫はいけないことです。しかし、「なぜ人は不倫に走るのか」という心理と理由を知ることは、無意味ではないと考えるからです。