データベース

ポリプテルス

小離鰭数硬い棘条+軟条で1つの背鰭数 尾鰭条数尾鰭条の数
体周鱗数背中から腹まで体周の鱗数 側線鱗数鰓蓋から尾の付け根までの鱗数
背中線鱗数後頭部から第一小離鰭(背鰭条)までの鱗数 脊椎骨数頭蓋骨 後端の脊椎骨から尾部棒状骨までの数
最大サイズ記録の中での最大 平均サイズ通常飼育したときの平均
生息地

アフリカ大陸のみ分布

セネガルス セネガルス

セネガルス

セネガルス

学 名

Polypterus senegalus senegalus  Cuvier,1829

種小名 由来

発見地名 セネガル

小離鰭数8~11 尾鰭条数11~17
体周鱗数34~40 側線鱗数54~58
背中線鱗数14~21 脊椎骨数53~59
最大サイズ505㎜ 平均サイズ300㎜前後
特 徴

Polypterus senegalusの基亜種
オリーブグレー~灰褐色の無地。国内外でのブリードにより年中安定して入荷される。アルビノ、ロングフィン、ショートボディやハイフィンタイプなど改良ブリードも多い。

生息地

西アフリカ~中部アフリカを流れるナイル水系流域
白ナイル川、チャド湖、トゥルカナ湖、ボルタ川、ニジェール川、セネガル川、ガンビア川 など

セネガルス メリディオナリス
学 名

Polypterus senegalus meridionalis  Poll,1941

小離鰭数8~10 尾鰭条数 
体周鱗数34~36 側線鱗数55~58
背中線鱗数15~20 脊椎骨数 
最大サイズ700㎜ 平均サイズ ---㎜
特 徴

Polypterus senegalus の亜種。 P.senegalus senegalusの地域変種から単純に派生するものかどうか亜種の調査が必要とされている。
オリーブグレー~灰褐色の無地。

生息地

中部アフリカのルアラバ川(Lualaba River)~
ヤンバンギ(Yangambi)までの区間
他の支流と合わさりコンゴ川(旧 ザイール川)になる

トゥジェルシー
学 名

Polypterus teugelsi  Britz,2004

種小名 由来

発見者 トゥジェルス(Teugels)

小離鰭数6~7 尾鰭条数 
体周鱗数37~40 側線鱗数63~65
背中線鱗数28~33 脊椎骨数63~65
最大サイズ415㎜ 平均サイズ---㎜
特 徴

1988年にカメルーン内のクロス川で発見され、2004年に新種記載されたクロス川の固有種。
他のポリプテルスと異なる平べったい尖り気味な長めの顔、長細い体型が特徴。 体色はブラウンタイプの P.palmas buettikoferiに似ている。 背部は黄色地に褐色~緑褐色などの斑模様が尾部下方に向けて斜めにバンドが入り、腹部は明るい褐色を帯びたクリーム色。

生息地

カメルーン~ナイジェリアを流れるクロス川(Cross River)

ウィークシー

ウィークシー

ウィークシー

学 名

Polypterus weeksii  Boulenger,1898

種小名 由来

コンゴの宣教師であり発見者 ウィークス(J.H.Weeks)

小離鰭数8~11 尾鰭条数 
体周鱗数44~48 側線鱗数58~61
背中線鱗数20~25 脊椎骨数 
最大サイズ540㎜ 平均サイズ400~450㎜
特 徴

黄みがかったグレー~灰茶褐色の背部にバンドが入る。 バンドは頭部後ろから入るもの、バンドというより破線、明瞭なものなど個体差がある。腹部は淡い単色、胸鰭の肉茎部に1つの大きなダークスポット、緑変しやすいなど。
「Fat Head」の異名があるように頭部の比率が大きく、クチも大きため、より大きな獲物が捕食できる。 小離鰭の長さが短かく寸胴に感じる体型、成魚サイズでも外鰓が痕跡のように残るなど外見的な特徴が多くみられる。他種に比べて成長が遅い。

生息地

コンゴ川(旧 ザイール川)中流域