データベース

ポリプテルス

小離鰭数硬い棘条+軟条で1つの背鰭数 尾鰭条数尾鰭条の数
体周鱗数背中から腹まで体周の鱗数 側線鱗数鰓蓋から尾の付け根までの鱗数
背中線鱗数後頭部から第一小離鰭(背鰭条)までの鱗数 脊椎骨数頭蓋骨 後端の脊椎骨から尾部棒状骨までの数
最大サイズ記録の中での最大 平均サイズ通常飼育したときの平均
生息地

アフリカ大陸のみ分布

エンドリケリー

エンドリケリー

エンドリケリー

流通名

エンドリケリー、エンドリ

学 名

Polypterus endlicheri endlicheri  Heckel,1847

種小名 由来

オーストリアの植物学者でウィーン植物園長のエンドリッハ(Stephan Ladislaus Endliche)
発表者ヘッケル(Johann Jakob Heckel)もオーストリアの動物・魚類学者

小離鰭数11~16 尾鰭条数 
体周鱗数42~46 側線鱗数50~59
背中線鱗数11~16 脊椎骨数53~57
最大サイズ750㎜ 平均サイズ400~500㎜
特 徴

Polypterus endlicheriの基亜種
茶系~暗褐色の煉瓦色とも言われる地色に、背部~側部は大柄の黒バンド、側部~腹部に細かい黒バンド、胸鰭や腹鰭・尻鰭には年輪状の輪紋が入る。 背鰭~尾鰭に連なった濃いストライプを持つ個体もいる。
国内外でのブリードによるブランド名、ワイルド個体の採集産地、体色、バンドの太さ・長さ・本数・間隔、および体型など個体差の拘り要素からコレクション性が高い。 また ショートタイプ、ブラックタイプなど改良ブリードもありポリプテルスの中で一番人気

生息地

西アフリカ~中部アフリカを流れるナイル水系流域
白ナイル川、チャド湖、ニジェール川、ボルタ川、バンダマ川(Bandama River)、コモエ川(Comoé River)・ウエメ川(Ouémé River)の上流

コンギクス

コンギクス

流通名

コンギクス、ビチャー

学 名

Polypterus endlicheri congicus  Boulenger,1898

種小名 由来

オーストリアの植物学者でウィーン植物園長のエンドリッハ(Stephan Ladislaus Endliche)

亜種名 由来

発見地名 コンゴ

小離鰭数12~15 尾鰭条数 
体周鱗数46~52 側線鱗数55~59
背中線鱗数11~15 脊椎骨数 
最大サイズ970㎜ 平均サイズ500㎜
特 徴

Polypterus endlicheriの亜種
黄褐色~暗灰褐色の地色に薄いバンドが入り、腹部は明るいクリーム色で全体的に黄色みがかった印象を感じられる。地色やバンドの濃い個体、ほとんどバンドのない個体、黒いスポット状が頭部に入る個体なども存在する。
他種に比べて成長が極端に早く、水槽内でも大型になるポリプテルス

生息地

コンゴ盆地周辺のコンゴ川(旧 ザイール川)、タンガニーカ湖

モケレンベンベ

モケレンベンベ

流通名

モケレンベンベ、レトロピンニス、ポーリー

学 名

Polypterus mokelembembe  Schliewen & Schaumlfer,2006

種小名 由来

コンゴ共和国の奥地 テレ湖周辺にいる伝説のUMA名

小離鰭数6~8 尾鰭条数 
体周鱗数32~38 側線鱗数57~60
背中線鱗数32~37 脊椎骨数 
最大サイズ340㎜ 平均サイズ200~250㎜
特 徴

長い間 国内でレトロピンニスとされていたポリプテルス。 1899年 フランスの動物学者 Leon Louis Vaillant が発表したP.retropinnisの標本が、後の調査でP.mokelembembeと判明。
地色は黄褐色の他に暗褐色~緑褐色。腹部近くまで続く乱れた太バンド、胸鰭の肉茎部に1つの大きなダークスポット、目の周りが茶系、小離鰭が後方に寄っている。 性格は温和。水槽に馴染むまで神経質なところがある。他種に比べて成長が遅い。

生息地

コンゴ川(旧 ザイール川)の中流域、オゴゥエ川(Ogooué River)を中心とした流域

オルナティピンニス

オルナティピンニス

オルナティピンニス

流通名

オルナティピンニス、オルナティ

学 名

Polypterus ornatipinnis  Boulenger,1902

種小名 由来

華麗な羽飾り
ornate:飾りたてた、華麗な
pinna:羽片、鰭、はた

化石時代

第四紀 完新世 Holocene エチオピア

小離鰭数9~11 尾鰭条数14~15
体周鱗数40~42 側線鱗数61~65
背中線鱗数22~27 脊椎骨数 
最大サイズ600㎜ 平均サイズ450㎜
特 徴

黄色と黒のコントラストが印象的で「ファンシーポリプ」と呼ばれるポリプテルス。
きわだって色鮮やかな幼魚も、成長とともに全体的に くすんだ色に変化する傾向がある。 幼魚期に頭部が明らかな黄色と黒のメリハリがあり全体的に黒っぽい個体は成長すると綺麗な体色になる。と言われているが明白ではない。

生息地

中央アフリカ~東アフリカ
コンゴ川(旧 ザイール川)、タンガニーカ湖を中心とした流域