2009/06/03
オモコロライター:ヨッピー
出身地:大阪。
183cm74kg。28歳。
都内の下町に生息。
昼間は真面目なサラリーマン。
目を覆いたくなるような汚部屋の主。
独身。
28歳と言えば「そろそろ俺も落ちつかなきゃな…。」などと、
小粋なバーのカウンターでマティーニなんぞを飲みながら呟くお年頃では無いでしょうか。
しかしながら僕はと言いますと、友人の結婚式の二次会で、
「なんで俺が幸せになったお前らにご祝儀払わなアカンのじゃ!結婚して幸せになったお前らが独身で不幸せな俺に払うのが筋やろ!金払え!」
などと絶叫して白い目で見られたのがつい先日の出来事。
彼女もおらず、暇さえあればエロ動画を見てニタニタ笑う毎日であります。
参考画像:愛用しているペペのローション。
つーーわけで、婚活!!!
ところがどっこい、「男の婚活シリーズ第一弾」として出会いカフェに乗り込み、
真面目な婚活どころか普通に売春の総本山みたいな所に迷い込んでしまい、
社会のダークサイドを思いっきり見せ付けられてガン凹みしたのが前回。
参考:「出会いカフェに行こう」
「婚活」と銘打った割にお金をムシられるだけムシられて、
あげくの果てに凹まされるという企画としては完全に失敗だった前回の教訓を活かし、
今回は入念に調査をしてちゃんと信頼出来るお店を見つけました!!!
じゃん!!
光輝くNHKマーク!!
なんと!今回お邪魔する「婚活バー」は天下のNHK様から取材を受けたりしている優良店なのダ!!
NHK様が言うなら間違いないよね!!!(ちなみに前回は「yahooに登録された優良店です」という文面におもいっきり騙されました)
つーわけで、
婚活バーに出撃すべく六本木にやって参りましたー!
ネオンがギラギラ眩しいんだよコンチキショーー!!
まあそんなこんなで地図を片手に、
六本木の交差点からほど近い雑居ビルを探す事5分。
…見つけたーーー!!!
ええと、なんかキャバクラっぽくね?
大丈夫かこれ…。
しかしながら躊躇している暇など僕には無いのです!
行ったれーー!
(エレベーターに乗り込む僕)
「いらっしゃいませ~~。」
出迎えてくれたのは、やっぱりキャバクラのボーイ風の兄ちゃんでした!!
ここでお店のシステムについて説明を受ける。
○完全予約制かつ完全会員制。
○男性は入会時に名刺が必要。
○入店料:男性3150円、女性無料
○テーブルチャージは男女共に3150円。
○飲食代は別途加算。
○上記金額に加えて20%のサービス料がかかる。
ギャーーーッス!!!
めちゃくちゃ高ぇぇぇええええ!!!(全裸でゴロゴロ転がりながら)
ちょっと!どうなってんすかこれ!
「更にですね、女性会員様のテーブルチャージ料、および飲食代金は、全て男性会員様に支払って頂く事になっております。」
なんですと!?
「ええと、つまり女性は基本的に飲食も入店もタダで、その分は全部男性持ち、ってこと?」
「ええ、まあそうなりますね…。」
「ちょっと!!男女差別すぎるじゃないですか!!!」
「まあ、普段のデートでも男性が出すものだ、という感覚を持てる方々をターゲットにしておりますので…。」
「なるほど…。貧乏人は来るな、というわけですね…?(殺気剥き出しの表情で)」
(^^;)
話をまとめると、
○男性は入店した瞬間に9450円+20%のサービス料の支払いが確定
○紹介して貰う女性が代わる度に女性分のテーブルチャージ3150円+飲食代がかかる
○貧乏人は来るな
そんなこんなで財布の中身を心配しながらも席について入会用紙みたいなのを記入して待つこと5分。
ちなみに座席はこんな感じ。
オシャレ!
「では女性会員様をご紹介させて頂きます。」
いよいよキターーー!!!!!!!!!
じゃん!!
ここで女性会員のプロフィールを。
Y子さん(仮名)31歳。
IT系会社員。
このお店を利用するのは二回目。
割と本気で結婚相手を探しているそうです。
会話中に「売れ残り」という単語を多用するのでどうフォローして良いかわかりませんでした。
しかし普通に綺麗な人や!
「どうも初めましてー。」
はじめましてぇぇぇえええーーーー!!
「結構お若いですよね!?」
ああたしかに!
店内を眺めてみると男性はだいたい30代後半~40代って感じの人が多いかも!
僕くらいの年の人は見た所居なさそう!
「よくいらっしゃるんですか?」
「いえ全然!おもいっきり初めてです!!」
ってな感じで会話がスタートし、
職業の事やら趣味の事やらを普通に話す二人。
おお…!なんかお見合いっぽいぞこれ…!(お見合いした事無いけど)
~10分後~
「ところで、Y子さんはどちらにお住まいなんですか?」
「目黒区です。」
「ああ、じゃあ僕の敵ですね。僕、港区、世田谷区、目黒区住人は全員敵だと思ってるんで。」
「ええ!?なんでですか!?」
「金持ちが嫌いなんですよ。」
~20分後~
「やっぱアレすか!?結婚相手には『年収○○○万以上』とかそういうの求めたりするんすか!?」
「んー、まあ年収700万以上とかで探してるんだけど…。」
「死ね!!」
~1時間後~
「ヨッピーさんはお休みの日とか何してるんですか?」
「柿次郎っていうイジメられっ子に犬のウンコ嗅がせながらご飯を食べさせたりしてます。」
「???」
「あとは読書ですね。エロ本読んだりしてます。」
~2時間後~
「だいたいね!六本木なんかブラついてる女にロクなやつは居ないんですよ!!六本木歩いてる女なんて全員ヤリマンですから!!」
「え!じゃあアタシもヤリマンなの!?」
「はい!」
と、好き放題っつーか言いたい放題の僕ではありましたが、
それでもまあ何故か会話が弾みまくりまして。
気付いたら3時間経過!なにそれ!
そんなこんなで終電の時間も近い、という事で連絡先を交換してお開きにする事に。
「めっちゃ楽しかった!」
とはY子さんの発言。
うーーーーーん。
うーーーーーーーーーーんんんんんん。
ええと、これ普通に成功してません!?
ちなみにお家帰ってから届いたメールがこれ。
件名:今日は楽しかったですよ
かなりロングランになりましたが、話が尽きず楽しかったです(^^)
ぜひ次回も遊びましょう。
今日はご馳走様でした。
では(^^)
Y子
完璧に婚活できとる!!
おおお…!
おそるべし婚活バー…!
まあ、お会計は13000円くらい取られましたけどね!!
僕「つーわけで普通に婚活出来ちゃったよ!」
「へーー。凄いですねー。」
加藤
名古屋出身
24歳 独身
会社員
「でもその値段はちょっと高いよなぁ~。」
まきの
大阪出身
27歳 独身
会社員
「ねえ、そのお店無職でも入れるの?」
原宿
横浜出身
27歳 独身
無職
「無職でもさあ、婚活する権利はあるよね。」
「入る時に名刺が必要ってさあ、適当に作った名刺とかじゃだめなの?」
「ねえ、無職はダメなの?」
(ヨッピー)
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特にまきのっつー豚
イケメンなのに
豚なんてだれも思ってないですよ!!><
目が死んだ魚過ぎて笑いました。
チッチは豚じゃないよ。うさねこだよ。
8836さん、いいこと言うなぁ^^
チッチは豚じゃないよ
ガチムチだよ
「お付き合いしましょう」などと言われて、
金を搾り取られるのが落ちだぞ。
ヨッピーさん、面白いですね。いまは恋愛のほうはいかか゛ですか。
私はヨッピーさんより、おそらく3つ年上なんだけどお嫌いですかね?