コミカルタイツ☆気象庁
コミカルタイツ☆気象庁
ひょんな事からその存在を知ってしまい、頭の中から離れる事が無かったアパートの見物にでかけた。謎のアパートの所在地は北海道の苫小牧。
苫小牧は太平洋岸に面した、北海道の重要港の一つで太平洋に面した大きな港。名古屋や札幌からなどもフェリーが着き、関東の人間にも、地理の時間以外でもちらりと耳にする都市で馴染みがある片もいるかと思う。北海道の政治経済の中心地から最も近い港湾な上に、新千歳空港もお隣という事で、物流拠点だけでなく、工業団地なども作られ、猛烈な過疎化が進む北海道でも、数少ない人口が増えている自治体のようだ。
そんな苫小牧の謎の建物に向かうべく、新千歳空港から南千歳駅で苫小牧方面の列車に乗り換えて次の駅に降り立つ。沼ノ端駅。駅にはピカピカの自由通路が設置されていて、駅の北側は店こそあまり無いけれど、区画の整理された住宅地が広がっている。日本のどこにあってもおかしくない、新興住宅地然としている。
北海道の駅前というと、駅前がそもそも存在しない無人駅だったり、大きな駅の割に、駅前からは元気の無くなった商店街が彼方まで伸びている。。。ということが少なくない。この沼ノ端駅は新駅の匂いさえ漂わせていて、入り口を板で打ち付けた炭住や、国鉄の集合住宅が醸し出す北海道の切ない光景は一切見えない。
ちょっと面白い。
そんな、新興住宅地然とした町をジグザグで進み、セイコーマートなんかで補給しつつ、徒歩30分弱で謎のアパートに到着。
コミカルタイツ気象庁
雪の多い地方によくある、半地下ガレージな所を除いて、特に問題のない見た目。普通のアパートなのだけど。。。名前が。。
コミカルタイツ気象庁
いや、
コミカルタイツ☆気象庁
か。
「☆」といい、「タイツ」といい、「コミカル」といい、人知の及ばないセンスだなぁ。前のめりで巫山戯た野郎、そういった輩(まさに自分のような。。)のアピール!というのは、ただただ痛いだけなんてことが多いけれど。この「コミカルタイツ☆気象庁」は、二周か三周してジンジン来る。コミカルタイツ気象庁でGoogle Mapにもひっかかるんだから、住んでいる人の免許証は。コミカルタイツになるんだろうなぁ。
因に、世田谷区の給田には、「バッキンガム給田」とか「ヴェルサイユ給田」とかいうあぱーとがあったらしい。成田やお隣の富里、芝山、佐倉あたりは、洒落がきかないかもしれないけれど、「八街(やちまた)」はなんかできそうだな。。
アノコート八街。センセイト八街。カイシャーデ八街。。。。。ブツブツブツ。。。
- 2013.07.04 Thursday
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- 18:28
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- by 運び屋
お気をつけて!
今からの時期北海道は良い気候でしょうねえ