薬剤師転職の注意点とは!?
      この理由は、ズバリ
      「薬剤師転職」はお金になるから。
    
      薬剤師不足によって採用費用に大きなお金を使う病院や企業が増えて、そこに目をつけた
      転職企業が参入
      
      →参入したものの、薬剤師そもそもの人数が少ない
      →大金を払ってでも薬剤師を登録させたい
      →広告に膨大なお金を支払う
      →薬剤師の転職に関するWEBサイトがたくさん作られる。
      
      という流れが生まれます。
    
      何故、薬剤師の転職に関するWEBサイトがたくさん作られるかは簡単な話なんです。
      
      WEBサイトを経由して登録すると、1人につきWEBサイト運営者に6~8万円近くのお金が入ります。
    
      薬剤師を1人紹介してサイト経由で登録するだけで大金になるんです。
      
      だから、薬剤師の転職に関するWEBサイトはすごく多く作られています。
    
      ほら、怪しいWEBサイトが無限にでてきます。
 どのサイト運営者も薬剤師を転職サイトに登録させて大金をもらおうとしているのです。
    
      だから、どのサイトも「複数の転職サイトに登録した方が良い」
      って書いていませんか!?
    
      何故、複数サイトかというと、1つの転職サイトに登録しただけで6~8万円だからです。
      転職を考える薬剤師1人が、5つの転職サイトに登録したら、30万~40万円の大金がもらえるんです。
    
当然、サイト運営者は 「複数の転職サイトに登録して~」って目が¥マークになっているのでしょう。
これは紛れもない事実であり、本当に騙されないようにしてください。
      「転職サイトに登録」→「専任のキャリアアドバイザーがつく」→「面接・内定・入社」今はこんな流れが主流になっています。
      
      むしろ、「サイト無しでは転職活動なんて出来ない」状況になりつつあります。
 皆さんも、特に何も考えずに「とりあえず登録しよっか~」なんて思っていませんか?
    
実は、この当たり前の流れの裏側には「ビジネス」の側面が隠れています。
      慢性的な薬剤師不足が続いている現在。それに応じて、求人企業も喉から手が出る程、薬剤師が欲しいんです。
      そのため、転職サイト側に入ってくるお金も結構な額。
    
      薬剤師サイト側は、一人の薬剤師を求人企業に入社させると、
      年収の約30%=100万円以上が企業から報酬が入ります。
    
      WEBサイトの甘い言葉に連れられて、あなたは複数の薬剤師転職サイトに登録します。
      
      
 そうすると、速攻で電話やメールで「どういったキャリアアップをお望みですか?」「今の職場への不満をぶっちゃけてください。」なんて様々なアプローチが来るはずです。
      
      
 アドバイザーは、なんで薬剤師に親身になってくれるんでしょう?
      
      
 ズバリ、あなたは
      「100万円で売れる商品」と思われているから。
      
 薬剤師転職サイト側もまた目が¥マーク。
      せっかく登録してくれた貴重な薬剤師にはどうしても入社をして欲しい。
      
 複数の薬剤師転職サイトで選考が進んで、2、3社から内定をもらったとします。
      
      
 すると、どこのアドバイザーも、「○○さんにはウチが一番合っていると思いますよ!」なんて自社からの内定先を勧めて来るんです。
      
      内定後の入社までのいいコトバたちは、売り上げが確定されるまで続くのです。
      
 こんなにお金が湧いてくる市場なんです。知識のないアドバイザーもいます。
      転職サイト側はとりあえずアドバイザーを増やして、徹底的に薬剤師を囲ってきます。
      
 その分、アドバイザーの教育が行き届いていないところは多々あります。
      
      
 面談の時に怪しいなと思ったら、
      ちょっとだけ専門的な薬剤の話をしてみましょう。
      
      アドバイザーの約5割はうわべだけの知識で話しているため、返答が出来ず黙ってしまうか、検討違いの答えが返ってくるはずです。
    
薬剤師1人の転職で大きなお金が動くのだから、薬剤師側も転職サービスも使い倒そうっていうスタンスが重要。転職情報を聞けるだけ聞いて、自分なりに転職活動を進めましょう。
      薬剤師転職サイトに登録すると、薬剤師の希望する条件とはちょっとズレた求人も、どんどん紹介されてきます。
      
 適当に求人を紹介してきて、どれか気になる求人にエントリーしてもらえれば儲けもの♪
      
 それで上手く選考進んで売上があがったら超ラッキー的な感覚。
      
      
 何も考えずに適当にやって、楽だし手間もかからないから、紹介の手間が省けて
      アドバイザーは思わずニヤリ。
    
とは言え、そんな求人の中にも意外に「掘り出しモノ」があったりします。さっと目を通すくらいには見ておいたほうが吉。
      転職サイトを見ると、
      「最短○日で転職!」なんて言葉がデカデカと掲げられています。そんなスピード感を売りにしている薬剤師転職サイトはいっぱいあるんです。
      
      
 ズバリ言います。転職に関するスピード感は、
      売り上げ目線が80%。
      
      
 一つ目は、
      「鉄は熱いうちに打て。」
 今の職場に不満があったら、今すぐにでも転職先を変えたいですよね?そんな時にパパッと選考を進めて内定を取って、入社させるのが目的です。
      
      
 時間が経って気が変わり、薬剤師から「やっぱり今の職場でもうちょっと頑張ります」なんて言われたらたまったもんじゃない。
      
      
      せっかく100万で売れる高額商品の売り上げ見込みが0円になってしまいます。
      
 だから、転職願望が強いうちに、次々と求人を紹介してくれるんです。
    
      二つ目は、「最小限の労力で転職させたいから。」
      
 一人の薬剤師の転職にもアドバイザーは、電話ヒアリング、面談、求人企業との調整、面接のフィードバック…など、それなりの労力を使います。
      
      
 いくら手をかけても、いつまでも薬剤師の転職先が決定しないんじゃ、
      ハッキリ言ってコスパが悪いんです。
      
 いかに効率よく売り上げを立てるのか?そのコツは、
      スピード感を持って転職支援をすること。
      
 そんな思惑には巻き込まれず、
      薬剤師は自分自身のペースで転職活動を行うことが大切です。
    
      どの病院でも、薬局でも、「不足していない所のほうが珍しい」レベルで、常に叫ばれている
      「薬剤師不足」。今後もしばらく続くと思われます。
      
 どこの企業も「大金を払ってでも薬剤師が欲しい」。
      
 どこのサイトも「なんとしてでも薬剤師を入れて売り上げを立てたい」そう思うのです。
      
      
 その単純な思惑に引っかかってしまっては、自分の納得の行く転職は叶えられるはずがありません。
      
      
 だからこそ、
      一番注意すべきは「薬剤師→転職サイト」ここの登録までの道のりなのです。
      
 今までの流れを図にしてまとめてみましょう。
    
      じゃあ、どうすれば良い薬剤師の転職サイトが見つかるのか??
      
      
 元業界人がぶっちゃけると、転職サイトには2社でOK。
      
      薬キャリとマイナビ薬剤師です。
      
 なぜなら、、、
      2社は毛色の違う運営をしており、異なる転職サポートを行う体制だからです。
      
 薬キャリはエムスリーという会社で、
      人材会社ではなく、医療関連事業を展開するエムスリーグループが運営をしています。「m3.com」という日本最大級の医療専門サイトも運営していて、薬剤師なら聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?
      
 圧倒的な医療業界での知名度もあり、中の人の質も高く、薬剤師目線での転職も安心して進めることが出来ると言えるでしょう。他では知ることが出来ない職場の内情も、薬剤師とのコネクションが強いからこそ得ることができます。
    
      一方、マイナビ薬剤師は総合人材会社のマイナビグループが運営する薬剤師転職サイトです。マイナビという名前が持つ力は大きく、その強力なネットワークは全国を網羅しています。
      「転職」に対する手厚いサポートはやはり見事。
      
      リクルートはガツガツ系で売り上げノルマが高くて転職が無理やり…という傾向があります。対してマイナビはまったり系の社風なので、そういうところがありません。
    
      マイナビ薬剤師がイマイチっと思った方はリクナビ薬剤師でもOK。
 この2社はほぼ同様の求人と同様の転職サポート体制で運営しているからです。
    
      中小の転職サイトはここではおすすめしません。
 何故ならば、
      「規模が小さい」「求人案件が少ない」→売り上げのために無理やりにでも入社させようとしてくるということになるからです。
      
 メリットとしては
      「親身になってくれる」ですが、まず最初の選択肢には入れない方がいいでしょう。いくら親身になってくれても、全く条件の違ったものを無理して考えるのは時間の無駄ですよね?
    
      アドバイザーからしたら、納得しないままに入社→すぐ退職されるのはどうしても避けたいところ。いくら無理と思っても、最初にありのままの希望を話すことで、お互いに納得感を持って進めることが出来ます。
      
 なんといっても、あなたはアドバイザーにとって
      「100万円で売れる商品」なんですから、遠慮せずに働かせてしまいましょう。
      
 つまり、
      「ワガママも本音で話すことが出来るアドバイザー」に出会うことがもっとも重要。
      
 「こんなに本音をさらけ出してくれているんだ、なんとしてでも良い転職を実現してあげたい!」と思わせることが大事なのです。
      
      
 アドバイザー側も、面談で薬剤師の本音を引き出すのに苦労しているのが現実。
      
 そのワガママに真剣に向き合わないアドバイザーはこちらからお断りしてしまいましょう。
    
      実は、アドバイザーって非常にドライ。売り上げが見込めないような薬剤師には連絡をしません。
      
 いくら親身にしてくれるからと言って、最低限のコミュニケーションはないがしろにしてしまってはダメです。
    
      こんな転職希望者がいたらどうしますか?求人会社に紹介したくないし、選考も上手く行く気がしません。そんな薬剤師はどう頑張っても100万円には化けません。
      
 そう気づいた段階で、アドバイザーは無常にもその薬剤師を切り捨てます。連絡も自発的にしてこようとはしないでしょう。
    
      でも実際、薬剤師は売り手市場。
     なんだかんだ言って、転職する気があれば大丈夫かも?
    
薬キャリ:医療関係事業のエムスリーが運営
マイナビ薬剤師:転職最大手のマイナビが運営
      
      
      この2つは必ず押さえておきたい転職サイトです。