今日はWake on LAN(WOL)で苦戦した。
Wake on LANとは、LANでつながれた別のPCの電源を遠隔でONにしてPCを立ち上げる技術だ。
最近のマザーボードやLANカードはWOLに対応しているので、何の問題もなくできるだろうと思っていたのだが、なんと今回実験したPCのほとんどがWOLに対応しているはずなのに、BIOSでの設定項目がなくWOLを完全な形で使うことができなかった。
(DELLのPCです!)
結局、完全にシャットダウンした状態からの電源ONはできないものの、「スタンバイ」や「休止状態」であれば、WOLで電源を入れることができた。
BIOSでの設定はなかったので、Windowsで「ネットワークカード」と「電源管理」の設定をおこなった。
■ネットワークカードの設定Windowsのデバイスマネージャで以下の設定を行う。
- [デバイスマネージャ]-[ネットワークアダプタ]-[(ネットワークカード)]
- 「詳細設定」タブ
- 「Wake Up Capabilities」などのWake~を選択。
- 設定値を「Magic Frame」や「Magic Packet」などのMagic~にする。
- 「電源の管理」タブ
- 「このデバイスで、コンピュータのスタンバイ状態が解除できるようにする」にチェック。
■電源管理で休止状態を有効にするこれで、休止状態やスタンバイにしておけば、WOLパケットを飛ばせば電源が遠隔で立ち上がる。
■休止状態にする方法- [スタート]-[終了オプション]
- 電源を切る方法のダイアログが表示されている状態で[Shift]キーを押すと、「休止状態」が選択できるようになる。
■WOLパケットの飛ばし方 今回は「
Wake up On Lan Tool」というフリーウェアを使った。
■WOLの原理 WOLは、特別なパケット(マジックパケット)をLANカードが受信すると電源がONになる仕組み。
当然電源がOFF状態でもLANカードには電源が供給され、パケット解析を行っている。
OSなどはまだ動いていないのでIPアドレスなどもないので、LANカードに割り振られたMACアドレスだけが便りとなる。
自分自身のMACアドレスを6回連続で受信すると電源が立ち上がる仕組みらしい。
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