Javaの開発環境であるJDKのリリースモデルについて,
同10月1日から5日に米サンフランシスコで開催された
新しいJDKのリリースモデル
OracleがJDKのリリースモデルを変更する計画を明らかにしたのは,
- Java SEのリリースについて,
これまでの機能ドリブンモデルではなく, 時間ドリブンのリリースモデルを採用する - Java SEのリリースサイクルは6ヵ月ごととする
- OracleはGPLライセンスの下でOpen JDKのビルドを出荷する
- 従来Oracle JDK向けに有償で提供されていた機能はオープンソース化してOpenJDKに寄贈し,
将来的には両者のビルドの違いをなくす - OracleはOracle JDKの長期サポート
(LTS:Long Term Support) を有償提供する - 新しいモデルはJava 9以降に適用される
(Java 8以前のサポートは従来どおり)
前者2項目はJava SEプラットフォームならびにその開発ツールであるJDK全般に関わることです。従来はJCP
後者3項目はOracleによるリリースとサポートの話になっています。OracleはOpenJDKをベースにしたOracle版ビルドとしてOracle JDKを提供しています。Oracle JDKについては,
OpenJDKのリリースラインは1本
今回JavaOne 2017のセッションでは,
OpenJDKについては,
なお,