【ビデオ】テスラ「モデル3」は送風からワイパーまで全て大型タッチスクリーンで操作 すっきりしたインテリアは使い勝手に疑問も!? 
米国では、ようやくテスラ「モデル3」がディーラーに並んでいるのを目にするようになってきた。つまり、これで我々がモデル3に対して抱いていた疑問にも答えてもらえるようになったというわけだ。その疑問の多くは、モデル3に搭載されている巨大な巨大な液晶タッチスクリーンに関することに集中している。感心する機能、これはどうかと思う機能、そして完全になくなってしまった機能もあるのだ。少なくとも今のところは...。



なくなってしまったアイテムの1つがラジオだ。現在のところ、モデル3にはFMやAMのラジオを聞く機能が搭載されておらず、しかもスマートフォンやその他のデバイスから音楽を転送しながら聴くこともできない。モデル3の車内で音楽を聴くためには、現状では第三者が展開している音楽ストリーミング・サービスを、4Gインターネット回線を経由して聴くしか方法がない。もっとも、これはそれほど気にすることもないだろう。予定されているワイヤレス・アップデートの配信により、近々FMラジオとBluetoothストリーミング機能が追加されるそうだ(AMラジオは対応する予定がない)。

また、このタッチスクリーンでコントロールする機能については、「そんなこともこれでやるのか!」と思うものがいくつかある。例えばエアコンの吹き出し口は手動で調整できず、タッチスクリーンからサブ・メニューを開いて、送風の方向と風量を調節しなければならない。ワイパーを作動させるにも、このタッチスクリーンで操作するしかない。空調からオーディオの音量まで、全てこの大きな画面ひとつでコントロールするのだ。ただし、ステアリング・ホイールには2つのボタンが備わっており、これはオーナーの好みの用途にカスタマイズできる。

ボタンや計器類が無いとすっきり整然としたインテリアにはなるが、使い勝手の観点からこれがベストと言えるかどうかは疑問だ。動画をご覧になり、皆さんのご感想をお聞かせいただきたい。



By JEREMY KORZENIEWSKI
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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