そこで、リスク資産のうち国内株式、先進国株式、新興国株式の配分を決めるにあたって、主要な資産配分パターンを考えてみた。
最適配分パターン:リスクを抑えつつリターンが最大化するよう計算して出された配分。年金基金で採用されており、山崎元氏も推奨しているパターン。
- パターン1(国内株・先進国株のみの場合):国内株5割・先進国株5割
- パターン2(新興国株も含める場合):国内株4割・先進国株5割・新興国株1割
時価総額配分パターン:各国市場の時価総額をベースにした配分。橘玲氏が推奨しているパターン。
- パターン3(国内株・先進国株のみの場合):国内株1割・先進国株9割
- パターン4(新興国株も含める場合):国内株1割・先進国株8割・新興国株1割
均等配分パターン:各資産を均等配分するパターン。なお、国内株・先進国株のみの場合はパターン1と重複するので省略する。
- パターン5(新興国株も含める場合):国内株3.3割・先進国株3.3割・新興国株3.3割
複合パターン:最適配分と時価総額配分の考え方を複合したパターン。
- パターン6(国内株・先進国株のみの場合):国内株2~4割・先進国株6~8割
- パターン7(新興国株も含める場合):国内株2~3割・先進国株5~7割・新興国株1~3割
本ブログ管理人の配分はパターン6に該当する。なお、海外債券については、為替リスクは海外株式でとったほうが妥当だと思われるので検討対象から除外した。また無リスク資産(預金・国内債券等)の割合は、各投資家のリスク許容度によって大きく異なるので、これも検討対象からは除外している。
- 2017.09.17 Sunday
- カテゴリ:アセットアロケーション
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