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(ノック)川本さ~ん。
・ごめんください。ちょっと話を聞かせてもらえませんか。
・川本さん いるんでしょ?・川本さん。いや~ いらっしゃるのは分かってるんですよね。ちょっとここ 開けてもらえませんか?
♪~
(みね子)<世津子さん 一体どうしてしまったんでしょうか。私にできることはないのでしょうか?>
♪「Pon pon pon…」
♪「愛の言葉をリル」
♪「シャイなハートがドキドキ」
♪「あの日観てた“サウンド・オブ・ミュージック”」
♪「瞼閉じれば蘇る」
♪「幼い頃の大事な 宝物だけは」
♪「ずっと この胸に抱きしめて来たのさ… Ah ah」
♪「夜の酒場で Lonely」
♪「あの娘 今頃どうしてる?」
♪「さなぎは今、 蝶になって」
♪「きっと誰かの腕の中」
♪「肩寄せ合い 声合わせて」
♪「希望に燃える 恋の歌」
ありがとうございました。
♪~
(由香)ふぅ…。
♪~
フフフ!
何よ みね子。
ご苦労さまでした。いいえ。
(省吾)ご苦労さん。(元治)ご苦労さま 由香ちゃん。
(秀俊)ご苦労さまでした。ご苦労さまでした。
ありがとう 助かった。
由香 お前…。
あ… 待って 家族の話は なしで。
今日は あくまでも助っ人のアルバイトですから。
それに…。
そういう話するには 疲れすぎた。
また今度。
うん。
しかし あれだね ゲンちゃん。(元治)ん?
変わらないね ゲンちゃんは。だろ?
先輩 そんなに ずっと成長してないんですか?
まぁな 成長止めてるからな 俺。何でですか?
えっ? 俺が成長しないことでこの店は バランスとれてんだよ お前。
(秀俊)はぁ?まっ 頑張って。
何だよその どうでもいい感じは。
(鈴子)ただいま。お帰りなさい。
(鈴子)ただいま。
疲れた顔してるねえ。
まぁね。
由香 あんた…。(省吾)あっ お母ちゃん。
家族の話は なしで。今日は 助っ人さんだから。
また今度。うん…。
そう…。
ありがとうございました。
ご苦労さま。
いいえ。
あっ 富さん 大丈夫?
うん…。
2人で遠くから手を合わせておそば 食べて帰ってきた。
大丈夫 おそばお代わりしてたから 富ちゃん。
(由香)そう…。(省吾)そう…。
お代わりしてた?
うん。
あっ じゃ 私は そろそろ。
あんた。何で 近所にいたの?(由香)えっ?
あ… えっ?
あっ えっと… 何で いだの~?
えっと… だから あれよ。
あの…。
イチコに会いに来たのよ イチコに!
(4人)イチコ?そうよ…。
じゃあね!
♪~
はぁ…。
由香!
ごめんね ちょっと怒ってる?
怒ってないよ。そう?
でもさ みね子本当に働き者なんだねえ。
えっ? 何それ 嫌み?
褒めてんだよ。分がりにぐいんだよ。
私 おへそが ここについてるから。
意味が分がんない。
へそ曲がりってこと。
やっぱし 分がりにぐい!
ありがとう。
まだね。
うん。
♪~
またね。
♪~
(元治)イチコ?(省吾)イチコ?
う~ん どうなんですかね~。
あっ そうだ。
お土産あの子に渡せばよかった お団子。
大丈夫ですよ。柏木堂で働いてんですから。
え~!?えっ?
(元治)そうなの?
みね子~せっかく 内緒にしてたのに!
あの子…。
柏木堂まで…。
戻ってきてくれたんだね。
そうだね…。
回想 (客)こんにちは。
(由香)いらっしゃいませ。こちらへ どうぞ。
(省吾)はい オム あがった~。わ~ おいしそう!
お待たせしました。オムライスです!
ありがとう。ごゆっくり どうぞ。
ありがとうございませんでした!(笑い声)
あれ?
(客)かわいいな~。
はい オム あがった~。
わ~ おいしそう!
♪~
楽しかった?
うん…。
お客さんがさ 「今日は かわいい看板娘が2人だね」とか言って。
ヘヘヘ!
悪かったね いつもは ばあさんで。アハハ!
(笑い声)
♪~
今度は こっちの番だね。
そうだね。
♪~
(富)よし!
♪~
(早苗)1 2 3 4 5…。
(時子)おなかすいたね~。すいたね~。
早苗さん まだですか?まだですか~?
おはよう。(一同)おはようございま…。
あっ!
(愛子)あら!
どうかしら? 新しい私。
富ちゃん かわいい!ありがとう。
私もね さっき 鏡 見てあら かわいいって思ってしまった。
さっ 恋でもしようかしらね!アハハハ!
富さ~ん。
(時子)富さ~ん!
(笑い声)
(祐二)描き直しけ? 啓輔。(啓輔)そうやちゃな。
すてき!(時子)すてきです。
♪「まっかに燃えた 太陽だから」
♪「真夏の海は 恋の季節なの」
♪「渚をはしる ふたりの髪に」
♪「せつなくなびく 甘い潮風よ」
いくよ!
♪~
♪「恋の季節なの」
(一同)いただきま~す!
<富さん 何だか すごいです。人ってこんなにも変われるんですね>
♪~
<世津子さん助け出そうと思ってます。そうしようと 思います>