報道各社によると、警視庁公安部は6日、中東の過激派組織「イスラム国」に戦闘員として参加を企てていた26歳の男性を私戦予備・陰謀の疑いで事情聴取したことを明らかにした。
男性は北海道大学を休学中の学生で、秋葉原の古書店でシリアへの渡航を呼びかける求人を見て応募したものと見られている。
今回の罪状となった私戦予備・陰謀罪は「外国に対して個人の立場で戦闘行為する目的で準備や計画を立てること」に対する罪で、3か月以上5年以下の禁固刑に処するとしているが、これを適用しての強制捜査は今回が初めてのこと。
先月の国連安保理の会合では、テロを目的とする渡航に対し各国が処罰するよう義務づける決議を採択している。
(DAILY NOBORDER編集部)
写真:YOUTUBEより
コレクション:タイトルに誤りがありましたので訂正しました。