スマホ無しでTHETA Sが便利に 知られざる使用法

手軽に全天球撮影が可能な360度カメラRICOH THETA。通常のカメラとは異なり、ディスプレイが無いためスマホが無いと何もできないのではないかと思っている人も多いのではないでしょうか。今回、スマホに頼らなくても全天球撮影が可能となるセルフタイマー機能について紹介します。

本機能はファームウェア(Ver.01.42以降)を更新した「RICOH THETA S」のみ対応です。

ファームウェアアップデートはPC用アプリケーションから可能です。

まず、電源ボタンとWi-Fiボタン(赤丸)を同時に長押しします。

THETA S

普段青色に光っているランプ(赤丸)が、緑色になります。

THETA S

これで準備は完了。あとは、シャッターボタンを押すだけです。
ボタンを押すと「ピッピッ」という音がなり、デフォルト状態では5秒で自動的にシャッターが切れます。そのため、スマホを使用せずにTHETA単体での撮影も可能という事になります。スマホアプリを使えば、カウントダウン時間も2秒/5秒/10秒から選択可能となります。なお、セルフタイマー状態で起動した場合には動画の撮影はできません。

撮影したい被写体を前にして、Wi-Fi接続失敗で写真を撮る事を諦めた方も多いはず。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

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    先端技術好きなデザイナー。VRでは、MVコンセプトアート制作や360度カメラを使用した企画に関わる。多摩美術大中退、CI開発から書籍装丁等の様々なデザイン業務に従事。 THETA LOVERだゾ。

    Twitter:@sayamecci

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