はじめに
みなさんこんにちは!
KOTOです!
いや~。世間は夏ですねえ~。
プールやお祭り、かき氷や花火などなど、皆さんは何か夏らしいことはしましたか?
私は蚊に刺されたこと位しか、夏らしいことをしてません。マジです。
大学生のクセに全然遊べてないツケを、蚊に刺されることでチャラにされてるレベルです。ものすごい刺されます。
こないだなんて窓がちょっと開いたまま寝ていたみたいで、数えたら左脚だけで11箇所刺されてました。
弟の部屋にまで、6匹ほど魔の手が伸びていたみたいです。ごめんなさい笑
ということで今回のテーマは、我々の安眠を妨げる忌まわしい人類の敵、「蚊」です!!
そもそもなんで刺す?
まずヒトを襲いに来る蚊は、実はメスだけなんです。
タマゴを産むために必要な栄養を、人間様から搾取していたのです。
なので血を吸うという行為は、食事ではありません。
蚊は基本的にオスもメスも、花の蜜を吸って生活しているようです。
以外にもファンシーな一面があるのですね…
なんで蚊に刺されると痒くなる?
ただ血を吸うだけなら、実はかゆみはありません。
なんと蚊は血を吸う際に「唾液」を注入してきます。
なんでわざわざそんな変態的行為をしてくるのかというと、血液は放っておくと固まってしまう性質があるせいなのです。
蚊にとって吸い上げている時に血が固まってしまっては大問題なので、「血液固まらない成分」の入った唾液を注入してきます。
そしてこの唾液には、忌まわしき「かゆみ成分」も含まれているのです。
つまり蚊の唾液にアレルギー反応を起こして、人類はかゆみに苦しめられているのです!!!
蚊は世界で最も○○をする生物!!
蚊は70万
人間は50万
蛇が5万
さてこのグラフ、一体何のランキングでしょう…?
少し考えてみてください…
…
…
正解は…
年間で人間を殺している生物ランキングなんです!
つまり、実は蚊は世界で一番「殺人」をしている生物なのです…!(つまり数字は殺された人間の数…。)
とは言っても「かゆみ」で悶え苦しませて殺すわけではありません。(もしかしたら中にはそんなケースがあるのかもわかりませんが)
日本でも一時期、デング熱が流行して問題になりましたが、蚊はマラリアやジカ熱などの伝染病を人に移して来ます。
そのせいで医療の発達していない国を中心に、命を落としてしまう人が毎年70万人もいるのです…。
そしてこの病原体は、例の忌まわしき唾液に含まれているのです…。
かゆみ成分と一緒に、病原体も注入してくる蚊…
最強の殺人生物、蚊。なんだか人類の敵という表現、割と大袈裟ではなくなってきましたね…
どんな人が刺されやすい?
蚊に刺されやすい人の話をしていて、よく出る話は「血液型」ではないでしょうか?
一応、一部の学者の研究によると「O型」の人が刺されやすいと言われていますが、蚊が空を飛びながら血液型を捉えるメカニズムは全くわかっていません。
他の研究者から言わせれば、「血液型による刺されやすさの違いは明らかには見られない!」という話もあります。
血液型界隈って勝手に話が1人歩きしてしまう特性があるので、個人的に信憑性は微妙だと言っておきます。
さて、実際蚊は何を頼りにターゲットを探すかというと、視覚の他にも人の汗や体温、二酸化炭素に反応して寄ってます。
つまり体温が高くて汗をかきやすい人が、呼吸が荒い時(運動直後など)が最強に蚊に刺されやすいのではないでしょうか笑
要はおデブな方は刺されやすいというわけですね
どうすれば蚊に刺されない?
蚊に刺されないための方法、これが結局1番知りたいところですよね。
せっかくサイエンス系のブログなので、化学と物理の2つの角度から紹介してみます。
化学的な蚊対策
化学的な対策、それは「虫除けスプレーを使うこと」です。
というかこれに限ります。
虫除けスプレーに含まれる「ディート」という成分によって、蚊は寄りつかなくなります。
ディートが皮膚に塗ってあると着地するのを嫌がるか、着地しても針を刺すのを嫌がります。ディート万歳!!
ただ人によっては使いすぎると体に悪影響が出たりします。
特に小さい子を持つお父様、お母様は特に気にしたいところです。
物理的な蚊対策
次に物理的な対策、それは「長袖長ズボンを着ること」です。
この猛暑の中、その勇気があればですが笑
でも実際はこれが最強といえば最強の方法なんですね。何せ露出部分が少なければ刺される確率は確実に減ります。
とはいえ経験上、中には服の上から刺してくるツワモノもいますが…
ちなみに蚊の色覚は白黒しか判断できないみたいです。
黒い色が好きで、黒い服に寄ってくる習性があるので、白めの長袖長ズボンを着るといいのではないでしょうか。
おわりに
今回は蚊について、豆知識的なことをまとめてみました!
個人的に蚊の何が1番嫌いって、寝ている時に耳元を飛ばれることです。
絶対捕まえられる訳ないのに、自分の顔面ビンタして悔しい思いをするのが嫌いです。
そこで提案なんですけど、あらかじめ注射器で血を溜めておいて、そこから取ってってもらうシステム作れないですかね?
どうせ一回に血を吸う量なんてたかが知れてるので、一回献血した気持ちで血を抜いておけばこの夏ハッピーに過ごせます。
これなら感染症のリスクもありませんしね!
とりあえず今回は以上です!!