(C) vov, Quang Hieu, フック首相 |
グエン・スアン・フック首相は26日午前、三重県志摩市賢島(かしこじま)で開催中の主要国首脳会議(G7伊勢志摩サミット)に合わせたアウトリーチ(拡大)会合に出席するため、日本に向けてハノイ市を出発した。フック首相にとって現職就任後初の訪日となる。フック首相は26日から28日まで日本に滞在する。
今回の訪日は、安倍晋三首相の招きにより実現したもの。同会合には、東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国のラオス、ベトナム、インドネシア、バングラデシュ、スリランカ、パプアニューギニア、アフリカ連合(AU)の議長国チャドの7か国の首脳、及び国際連合、経済協力開発機構(OECD)、アジア開発銀行(ADB)、国際通貨基金(IMF)、世界銀行(WB)のトップが参加する。
同会合では、アジアに焦点を当てた議論に加えて、質の高いインフラ投資や保健、女性などについても議論する予定。
日本が議長国を務める伊勢志摩サミットには、日本、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、英国、米国の7か国の首脳と欧州理事会議長及び欧州委員会委員長が参加し、世界経済や地域情勢など、国際社会が直面する様々な課題について意見交換を行う。