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Twitterで話題!…子どもの食事中の立ち歩きは、思った以上に危険だった!

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行儀が悪いといわれる食事中の立ち歩きですが、実は幼児の死因上位の「窒息死」を誘発する原因になってしまうことがあるのだとか。図解を交えながら原因の説明と立ち歩きせずに食事できるような声かけ方法をお伝えします!

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twitterで話題!「食事中の立ち歩き」はめちゃくちゃ危険?!

今Twitterで話題になっているマンガ、知っていますか?

食事中の立ち歩きが、実は窒息死を引き起こす可能性があるという内容のもの。

食事中の立ち歩きは、最悪の場合死に至る可能性があるだなんて、ちょっとゾッとしてしまいます。
でも、どうして食事中の立ち歩きが窒息につながってしまうのでしょう?

乳幼児の死亡率第3位は「窒息死」

実は乳幼児の死亡原因の第3位に入る「窒息」。

想定される場面は様々あれど、口にものを入れる時に事故が起こりやすいことを考えるといちばん身近なのが食事シーンです。

乳児期前半では、母乳やミルク、離乳食などが原因になりやすく、何でも口の中に入れたがる乳児期後半になると、小さな物を自分でつまんで口に入れて、気道をつまらせたりします。
気道がとても細い乳児期は、ほんのちょっとのことが命取りとなります。

このようなことが要因となり、乳児の事故死のなんと84%が窒息が原因なのです。
最悪の事態のことを考えると、窒息を引き起こしてしまう「食事中の立ち歩き」はしっかり注意していきたいものです。

それでは、そもそも「喉」の構造はどうなっているのでしょうか?

身体の構造として、喉の先は2つの道に分かれます。
1つめは後ろ側を通る「食道」。食べ物が通過し、胃に向かっていきます。

2つめは前側の気管と示されている「気道」。空気の通り道で、肺に向かっていきます。
通常、食べる瞬間は自然に呼吸が止まることで、気道のフタ(喉頭蓋)がしまり、食べ物は食道に向かう仕組みが備わっています。 しかし、立ち上がったり、(座った状態でも)歌を歌ったりはしゃいだりすることで呼吸をしてしまうので、気道のフタが開いてしまいます。
そして気道に食べ物などの異物が入る「誤えん」から窒息に至ってしまうのです。

なるほど、確かに仕組みはシンプルだけど見逃しがちなことかもしれません。

食事中の立ち歩きやおしゃべりを禁止しているのはマナーだけでなくちゃんとした理由があるんですね。
家庭内でもしっかりと「座ってご飯を食べる」ように習慣づけていきたい…そんな時はどうすれば良いでしょうか?

「座ってごはんを食べられる」ようにするにはどうしたらいいの?

窒息の危険があると分かっていつつも、

「座って食べなさい!」と何度も繰り返し、しつけているつもりなのに…
それでも、長時間いすに座って食べることができない


などなど、「座ってご飯を食べられるようにするにはどうしたらいいんだろう」とすでに悩んでいらっしゃるママパパ、いらっしゃるんじゃないでしょうか?

そういう時は子ども自身が納得のいく説明・行動しやすい説明を心がけてあげるといいかもしれません。
お子さんの状況別でどう対応したらいいのか、簡単に例を紹介していきたいと思います。

①座って食べなくてはいけない理由を説明する。
理解できる言葉が多くなってきたころには、頭ごなしに「座って!」といわれるより「なぜ座らなくちゃいけないのか」を分かりやすく説明してあげた方が納得しやすいでしょう。

「口をぎゅって閉じると苦しくなっちゃうでしょ?ご飯を食べているときにお話ししたり歩くと、息をするための穴に食べ物が落っこちて塞がっちゃって息ができなくなっちゃうの。だから、ご飯は座って食べようね。」というように子どもが想像しやすい言葉で伝えると理解しやすくなるかもしれません。

②食事中のルールを具体的に決める。
理由を理解するのは難しくても、簡単な行動であれば言葉で伝えるだけで理解できる場合は達成しやすいルールをつくってあげるといいかもしれません。

「10回かんで、ごっくんしたらお話しようね」
「このおかずを食べたら、ちょっとだけ歩いてもいいよ」

など、お子さんがすぐにできそうな行動を提案すると「それならできるかも」と思ってもらいやすく行動にも移りやすくなるでしょう。


③食事環境を見直す。
言葉がけ以外にも食卓風景を見直してみましょう。言葉の理解がまだ難しいお子さんの場合も有効かもしれません。

立ち歩きの原因は、
・食事自体に飽きてしまった
・食事以外に興味のあるものを見つけた

ということが挙げられます。

食事をするシーンで、テレビが気になってしまっていた場合は一時的にテレビを消すことも有効かもしれません。
また、食事自体が楽しいものであると思えるようにしていくことも重要なポイントです。

ご飯を食べられたら「食べられたね!やったね!」とほめてあげると「ご飯を食べることっていいことなんだ」と前向きに取り組んでくれるようになるかもしれません。


いかがでしょうか?
ここで取り上げた方法はあくまで一例となります。

これは立ち歩きに限ったことではありませんが、お子さんの状況に合わせて声かけや対応を変えることでお子さんも行動しやすくなり危険を回避することができるようになるでしょう。

意識して取り組むことでリスクヘッジをし、楽しい食事の時間を過ごしたいですね。

参照元:5~6分が生命の分かれ目!保育の現場に潜む『子どもの窒息』即時対処法

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Anna

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