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元高校教師、現在大学講師、60歳代です。
非常に分かりやすい本でした。また、筆者の教育に対する愛情が感じられました。
多くの技術開示がなされていることも有効ですが、筆者の怒りが教師として持つべき理念の必要性を強く感じさせます。
今、授業技術で悩まれている方には特にお勧めする一冊です。
公開研究会で筆者の授業を拝見したことがありますが、そのファシリテーションの力と知識の量に舌を巻きました。
相当努力をされたのだろうと感じさせるものでした。
腰の低い印象を受けましたが、その彼が火の出る勢いであの文章を書いたのであれば、よほど教員文化を変えたいと欲したのだと理解すべきですね。
この点、私も強く同意するものです。
教員同士の関係は嫌われたくない、波風を立てたくない意識が強く働くものです。
その文化の中で議論のきっかけ作りを選択した著者の意図を汲みながら読まれるとよいでしょうね。