今年で4回目を迎えたPHPカンファレンス関西に参加しました。 年々規模も大きくなり今年も大盛況のイベントでした。参加者数は延べ400人以上、講演も3トラックになり非常に大きなイベントです。 参加者層も幅広く、初心者向けのセッションなどにも幅広く人が集まっていました。
今回はブース出展と講演の両方を行ったのですが資料などをまとめておきます。
ブース出展と書籍販売
今回はブース出展ということでリニューアルしたパンフレットやレア物の歯ブラシなどのノベリティを持ち込みました。 1人体制での参加という事でブースを不在にせざるをえない事もありましたが、ご不明な点などはお問い合せいただければと思います。
#Chef実践入門 衝動買いした! #phpkansai pic.twitter.com/vbNC8lE6cc
— 山本裕介 (@yusuke) June 28, 2014
またジュンク堂さんの出張書店もあり、Chef実践入門のアピールもして頂きました。最近はイベントで書店ブースを見かける事が多くなりました。「電子書籍派なので」というご意見も多数頂戴しているのですが、技術書の出版企画などを後押しする意味でも紙の書籍をお買い上げ頂けるのは大変うれしいです。また手書きのポップなどをこういったタイミングで収集しているようですのでジュンク堂の店舗がお近くの方はポップを見物に行くのも面白いかもしれません。
Travis CIについて
今回はテスト環境に関するYak Shavingを解決できるTravis CIについて講演をおこないました。Travis CIはだいぶ名前が知られるサービスになりましたが、その機能の全容を正しく把握している人はまだまだ少ないのではないでしょうか。
- PHPからiOS、AndroidのプロジェクトまでCIをすぐに実施
- 設定ファイルをコミットするだけ
- firefoxを使ったSeleniumのテストも実行可能
- 有料版はリポジトリ数は無制限
備えている機能の中でもスマートフォンアプリのビルドに対応している点や、Firefoxを使ったテストまでできる点はすごいです。 こういったテストが実行できる環境を自前で構築し、維持するにはさまざまなノウハウが要求されますが、そういったノウハウを蓄積することはYak Shavingの典型例と言えるでしょう。 また課金単位がアカウントであってリポジトリではないという点も重要です。実際に業務でCIが必要な状況ですとリポジトリは複数になっている事が多いでしょうし、横断的にCIを導入する場合は費用はかなり安くすむことになるのではないでしょうか。
オープンソース活動、業務での開発の双方での活用を検討してはどうでしょうか。
ありがとうございました。
今回のイベントを運営されたスタッフの皆さん、講演やブースに目を止めて頂いた参加者の皆様ありがとうございました。幻の無限もやしの一夜限りの復活にも立ち会えて参加して良かったです!また来年もよろしくお願いします。