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Rubyで作られた静的サイトジェネレーターとして人気があるMiddlemanのミートアップがEngine Yardオフィスで開催されました。 私自身は当日参加できませんでしたが、ストリーミングと録画を仕掛けておいたので簡単にレポートしようと思います。

Thomas さんによる講演 "Middleman Past, Present & Future"

今回、来日したThomasさんによる講演はMiddlemanのプロジェクトの概要とバージョン4についての情報ということで王道な感じで情報がまとまっていました。 また録画では前半のThomasさんの英語セッションに続き、terajimaさんによる日本語解説が入ります。

  • 日本のドキュメンテーションチームはすごい
  • MiddlemanのチームはThomasさんの他、Benさん、Karlさんと数百のコントリビューター
  • Middlemanはオープンソース
  • 誰かが解決した問題をまた解決したくない - 車輪の再発明をしない!
  • 誰かの車輪を改良しよう。 MiddlemanはStaticMaticというシンプルなRubyのジェネレーターを基にしている。
  • 自分自身のユースケースでの問題を解決して、共有する。
  • 自分のコードを使う人のサポートも大事。
  • 継続する。 Middlemanは260回以上もリリースした。
  • バグの解決も沢山。
  • v4
    • config.rb を必須に
    • 完全な拡張子を必須に
    • 古いエクステンションの削除
    • pageブロックの削除
    • data.page変数の削除
  • 抽象化
    • middlemanコマンドをmiddleman-cli gemへ。
    • compassサポートをmidlleman-compass gemへ。
    • asciidocサポートをmiddleman-asciidoc gemへ。
    • フックをRakeタスクへ移行
    • i18n
    • localizableフォルダを廃止し、全てを翻訳可能に。
    • 設定で翻訳ファイルをコントロール
    • linktoとimagetagがロケールを認識
  • environments
    • 設定を分割
  • collection
    • コンテンツのグルーピング
  • remote template
    • テンプレートをGemではなくGitHubから取得できるように

後半戦、LT3連発

後半戦はLTという形で3本の発表がありました。発表者の方のブログ記事もアップされてきているので併せてチェックですね。 また日本語の発表であれば再生速度を2倍などにして聞くとテンポよく確認できます。

ミートアップ、勉強会は楽しい

フォーカスを絞ったイベントは情報交換の密度も高く、「作ってみた」ようなトピックも共有しやすいですね。 今回は遠方からお越しになる方が多かったので準備も大変だったかと思います。しかし開催されて本当に良かったと思えるイベントなのではと録画と資料を確認していて感じました。

Engine Yardでは引き続き勉強会への会場提供を行っています。またよろしくお願い致します。


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