更に事実だけ投下。統一戦線義勇軍の前議長は『木村三浩』といい、彼は同時に一水会の代表も務めている。
『木村三浩』が代表を務める一水会の顧問が『鈴木邦男』であり、彼は『反政府/反権力』指向であれば左右問わず繋がりを持った。
その繋がりの一つが、元社民党で現世田谷区長の『保坂展人』。保坂主催のパーティで鈴木が応援演説した映像が残っており、無関係だとは言うことは出来ない。
そして『保坂展人』は、元『ML派』(共産主義者同盟マルクス・レーニン主義派/新左翼)の過激派であり、自身が中学生の時に影響を受け、中学校内で共産活動を主催していたと告白している。
内申書に活動を書かれたことで全日制高校から入学拒否されたとして、国賠訴訟を起こし最高裁まで争ったほど過激な人間。(尚、この裁判の原告代理人の一人に『仙谷由人』議員の名前がある。http://goo.gl/MdFwO)
で、このML派は70年末には解散し、『マル青同』(マルクス主義青年同盟)に連なった。そのマル青は『民主統一同盟』と名を変え、現在は『がんばろう、日本!国民協議会』として、国会議員や地方自治体の首長と深い接触を持つ。特に松下政経塾出身議員と懇意であり、この中には『原口一博』議員もいる。
この協議会では『小泉改革』を応援したり『保守的二大政党制』に賛成するなど、『一見して右側からも受け入れられやすい』主張をしている。
だが、この組織は『極左的暴力集団』としてマークされている。(第179回国会参議院予算委員会第7号の『西田昌司』議員と『西村康彦』参考人との質疑参照)
別のラインとして、前述の『反政府/反権力』的指向から、この『鈴木邦男』(一水会/新右翼)と『松崎明』(革マル派=元副議長/極左)が繋がる。この『革マル派』は元々は『革共同』(革命的共産主義者同盟)の系列であったのに対して、前述の『ML派』は『共産同』(ブント、共産主義者同盟)系列であった訳だから、細かな思想や行動の違いなど関係ない。『反政府/反権力』であればいいらしい。
更に鈴木は2000年2月26日には『一水会を鼓舞する会』を開いており、その発起人に『柴田泰弘』(よど号事件グループ/極左)や『塩見孝也』(自主日本の会会長、元赤軍派議長/新左翼)などが並んでいる。また『蜷川正大』(二十一世紀書院社長、元大悲会代表/新右翼)の名もある。(あの軍事評論家の『兵頭二十八』の名前もある)左も右もズブズブだ。
そして『一水会』そのものを見てみれば、『鈴木邦男』と並んで創設に尽力した人間に『阿部勉』がいた。彼は元『楯の会』(三島由紀夫が組織した。割腹自殺事件で有名)の初期メンバーであり『維新政党新風』の初代本部党紀委員長を務めた。また、彼に指示した人間としては『日本学生会議』の『牛嶋徳太朗』がいる。
『牛嶋徳太郎』自身は民族派ファシストであり、一水会などを『新右翼とは呼べない』と批判している。また、新左翼の運動手法に共感を持ち、ARF(アナキスト革命連合/新左翼)の『千坂恭二』とも親交が深い。
つまりここまでで、
【統一戦線義勇軍(木村三浩)】-【一水会(木村三浩、鈴木邦男、阿部勉)】-【ML派(保坂展人)=マル青同=民主統一同盟=がんばろう、日本!国民協議会】-【革マル派(松崎明)】-【維新政党新風(阿部勉)】-【牛嶋徳太郎(日本学生会議)】-【ARF(千坂恭二)】-【よど号グループ(柴田泰弘)】-【赤軍派=自主日本の会(塩見孝也)】
が更に繋がった。
ここまでを纏めると、以下のものが全て何らかの形で関係性を持っていることが解る。右も左も全くの呉越同舟だと理解して欲しい。
【CAJ(ノイホイ)】-【右翼社会主義(大石規雄)】-【統一戦線義勇軍(針谷大輔、清和崇、木村三浩)】-【右から考える脱原発ネットワーク(針谷大輔、蜷川正大)】-【大悲会(蜷川正大)】-【国際勝共連合(統一協会)】-【一水会(木村三浩、鈴木邦男、阿部勉)】-【楯の会(三島由紀夫、阿部勉)】-【維新政党新風(阿部勉)】-【日本学生会議(牛嶋徳太郎)】-【アナキスト革命連合(千坂恭二)】
また、一水会の『鈴木邦男』経由で……
【鈴木】-【ML派(保坂展人)=マル青同=民主統一同盟=がんばろう、日本!国民協議会】
【鈴木】-【革マル派(松崎明)】
【鈴木】-【よど号グループ(柴田泰弘)】
【鈴木】-【赤軍派=自主日本の会(塩見孝也)】
と、何らかの形で繋がる。