全日本プロレスの春の祭典「チャンピオン・カーニバル」が１８日、東京・後楽園ホールで開幕。Ｂブロックでは２年ぶり１０度目の出場となるバーニング総帥の秋山準（４３）は白星スタートで悲願の初優勝へ好発進した。

　前３冠王者・船木誠勝（４４）はヘビー級に転向したＫＡＩ（２９）に貫禄勝ちを収めた。高角度のパワーボムにあわや３カウントを奪われかけたが、強烈すぎるローキックの連打と多彩な足関節技で圧倒。最後は掌打の連発から必殺のハイブリッドブラスターで叩き潰した。船木は「（決勝に）誰が上がるか分からない。自分の運も信じて」と努めて平静を保った。