サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第1戦2試合が2日(日本時間3日)に行われ、優勝候補のバルセロナ(スペイン)は敵地でパリ・サンジェルマン(PSG、フランス)と2―2で引き分けた。エースFWリオネル・メッシ(25)は鮮やかな先制弾を決めて今大会得点ランクトップに並んだが、右足を負傷。肉離れの可能性があり、全治まで3週間程度の離脱が濃厚となった。
メッシにとってパリの夜はまさに天国から地獄だった。先月30日の国内リーグ・セルタ戦で1部所属すべてのチームからとなる19試合連続ゴールの離れ業を達成し、絶好調で臨んだ。開始直後からコンパクトな陣形を保ってきたPSGの守備をなかなか崩せなかったが、前半38分にDFダニエウ・アウベスの浮き球のパスに抜け出すとダイレクト左足ボレーで鮮やかな先制点。今大会8点目でクリスチアーノ・ロナウド(28=レアル・マドリード)らと並ぶ得点ランクトップタイに浮上し、流れは最高だった。
だが、その直後に異変が起こった。右太もも付近に違和感を覚え、ハーフタイムでロッカー室に戻るとプレー続行を断念。MFセスクとの交代を余儀なくされた。バルサの公式サイトでは「右足大腿二頭筋を負傷し、3日に検査を行う」と発表。「エル・ムンド・デポルティボ」や「スポルト」といったスペインの有力紙は3週間程度の離脱の見込みと報じた。
ベンチで後半の戦況を見守ることになったメッシは努めて明るく振る舞ったが、流れはPSGに傾いていった。34分にはCKから守備陣がPSGのDFチアゴ・シウバに競り負け、左ポストのはね返りを、2季前までバルサ所属だったFWイブラヒモビッチに押し込まれた。イブラヒモビッチは完全なオフサイドの位置にいたが、審判に見逃された。
44分にサンチェスがPKを獲得し、MFシャビがきっちり決めて再び勝ち越し。これで逃げ切りかと思われたが、ロスタイム4分にMFマトゥイディのシュートがDFに当たってコースが変わり、同点を許した。エースが去り、バルサは運に見放された。
アウェーゴールを2つ奪ったとはいえ、メッシはホームに戻る1週間後の第2戦(10日)の出場はほぼ絶望。7季連続のCL4強入りと連続ゴール記録継続に向け、バロンドーラーとバルサに暗雲が垂れ込めてきた。
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