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阪神に入団した西岡剛内野手（２８＝前ツインズ）に強力援軍が現れた。ボクシングのＷＢＡ世界バンタム級王者・亀田興毅（２６）から熱烈エールが届いたのだ。興毅は自らの決めゼリフを西岡に“伝授”するなどバックアップを約束。さまざまな形の“共闘”が期待される。
大阪生まれのトップアスリート同士に“合体”の兆しだ。「今度、西岡選手と初めて食事するんや。いろんな話をするよ。３年ぶりの日本球界復帰やろ。同じ大阪出身やし頑張ってほしいね。一緒に大阪もスポーツ界も盛り上げなあかん」。そう話すのは、ご存じ亀田三兄弟の長男・興毅だ。
急接近のきっかけは、４日に大阪で行われた同級王座統一戦だった。興毅が５度目の防衛を飾った試合を西岡はリングサイドで生観戦。共通の友人であるお笑い芸人・たむらけんじ（３９）から誘われたもので、それまで興毅と面識のなかった西岡は「刺激をもらった。（自分も）大阪を盛り上げるために頑張りたい」とすっかり感銘を受けた。
西岡には試合以外でもさまざまなパフォーマンスが球団から期待されているが、興毅もこれに同調する。タレントやグラドルをラウンドガールに登用するなど、さまざまな仕掛けを行ってきただけに「ボクシングは年に何回かしかないけど、野球は試合数も多いからいろいろとできるやろう。プロでやる以上、常に注目を集めてインパクトを残すのも大事。特に今は世の中が暗い。パフォーマンスで世の中を明るくせなあかん！」とエールを送る。
一気に距離が縮まった両雄。まずは“合体”のしるしとして、興毅が大阪での試合に勝利した後に絶叫する決めゼリフ「大阪、最高～！」を西岡にも使ってもらいたいという。「大阪を盛り上げるためには大阪を愛してることを常に言うことや。甲子園のお立ち台で『大阪、最高～！』と言ったらええ。絶対に盛り上がる」。さらに西岡との合同自主トレや練習場所としてのジムの提供なども検討していくという。
ジャンルは違えどスポーツ界、そして大阪への熱い思いは同じ。３年ぶりに日本球界に復帰した西岡にとって、まさに世界最強の“サポーター”といえそうだ。
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