![]() ![]() --NHKで番組を作りたいと思ったきっかけは何ですか? もともと映画が大好きで高校時代、仲間と一緒に作ったりして遊んでいました。あと、小学校の頃、授業で見てた「道徳ドラマ」とか「理科」の番組が大好きで、自分もこんな番組が作れたらいいなぁと思ったのがきっかけですね。 --今まで作ってきた番組ではどういった番組がありますか? 入局してすぐ、希望通り「学校放送番組」の制作をしてきました。その後は主に小中学生向けの番組を多く制作してきましたね。「さわやか3組」「このまちだいすき」「ネットいじめに向き合うために」とか「ひらがな」タイトルが多いですね、子ども向けなので。
--名古屋制作部でどのようなお仕事をされているんですか? 「中学生日記」のディレクターとして演出してきました。その後仕事はデスクに変わりました。デスクというのは、ディレクターの仕事を調整したり、出演者との交渉を行う仕事です。いわば「何でもやりますっ」的なお仕事ですね。 --滞りなく番組が完成するまでに、デスクとして心がけていることはありますか? そうですね、デスクの仕事は表に出ないことが大事なんです。ディレクターやスタッフがあまり気付かないところで仕事がスムースに流れるように心がけています。でもたまに自分の存在を認めてもらいたくて、「やってるぞ!」とアピールしますけど(笑) --3/16(金)「中学生日記」が番組開始から50年で、最終回を迎えます。 1時間の拡大版とのことですが、見どころやここだけの制作秘話などがあったら教えてください。 竹下景子さん、戸田恵子さん、近藤芳正さん、加藤晴彦さんといった「豪華ゲスト陣」と、「台本には無いシーン」ですね。自らの「いじめ」実体験を生徒一人一人が打ち明けるシーンに台本は無く、ドキュメントです。
--4/6(金)から新たに「ティーンズプロジェクト フレ☆フレ」が始まりますね。どういった番組なのでしょうか? 夢や目標に向かって頑張る10代を応援する番組です。彼らの頑張りに共感した視聴者が「応援」というカタチで番組に参加できるという新しいスタイルの番組です。
東日本大震災から一年が経ち、多くの皆さんの心に生まれた「応援したい」というキモチを頂いて、番組で紹介していきたいと思っています。 --今回の番組の見どころは? 被災地支援活動をしている大阪の自動車部員の応援団長にものまねで今ブレイク中の福田彩乃さん。競馬騎手を目指す17歳の女子の応援団長はもう中学生さん。楽しい二人の応援で明るくて元気になる番組になると思います。
--私も番組公式ツィッターいつも楽しく拝見しています。今後、どういった交流をしていきたいですか? 公式ツイッターでは10代に限らず、多くの世代を応援していきます。番組タイトルであるというキーワード「フレ☆フレ」で「見えない人同士が応援しあう」ことを大切に伝えていきたいと思っています。 --番組の現場やスタッフの雰囲気はいかがでしょう? 50年続いた「中学生日記」の後番組と言うことでプレッシャーはあります。視聴者参加型の番組と言うことで難しいところもありますが、スタッフ一同「楽しくて元気になれる」番組を目指して意気込んでいます。
--これからもNHK名古屋放送局はティーンを応援していくということですね!番組を見ていただくティーンの皆さんやインタビューを読んでくれた皆さんに一言お願い致します。
NHK名古屋は今までもこれからも「10代」を応援していきます。それは10代の皆さんが「未来そのもの」だからです。
一問一答
◆子供のころ、好きだった番組◆
東京時代は、とにかく初めてで先輩達に助けてもらったことばかりでした。
やっぱり出演者とスタッフが一生懸命取り組んで「いいっ」と思えるものが作れて、その後おいしいお酒が飲めて、視聴者の皆さんの心に届いた時ですね。
今はやっぱり「中学生日記」最終回と新番組「フレ☆フレ」です。長い歴史のある番組をきちんとしたカタチで終わらせて、全く新しい番組を立ち上げることに全力を挙げたいと思っています。ということで、「仕事」ですね。
ナゴヤは東京とは全く違うと思います。
私ごときが言えることは何も無いのですが・・・ 自分は「良い番組を作ろう」というより、「見ている人のキモチを大切にすること」が一番大切だと思っています。
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