不動産管理ソフトを比較し、ランキングにしてみました。
比較ポイントには「年間・初期導入コスト」「基本機能・オプション機能」、さらにオプション機能も加味して比較しています。
ソフトを選択する際の重要な要素として価格が欠かせないという観点から、導入費用が明示されていないソフトについてはポイントを減点しました。
ソフト名 (会社名) |
年間/ 初期導入コスト |
基本機能/ オプション機能 |
特徴 |
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(ダンゴネット) dangonet.co.jp/ |
年間 30,000円 初期 198,000円 ※75種の帳票機能付き |
【基本機能】 家主情報管理 物件情報管理 契約書類作成 更新・終了管理 入金・収支管理 修繕・クレーム管理 【オプション機能】 ファームバンキング リフォーム管理 広告出稿 地図表示 |
年間コストが3万円と最安な上、基本機能が豊富。他のソフトを購入しなくても、データの一元管理が可能です。このスペックならば通常、導入に50万円はかかかるところ、帳票機能は75種類も付いています。また、ファームバンキングやポータルサイトへの広告出稿、地図表示機能などオプションも多彩なため、企業に合った最適なシステムにカスタマイズできる。 |
第2位 (東京都不動産協同組合) kyodokumiai.org/" |
年間 84,000円 初期 0円 |
【基本機能】 物件情報登録 物件顧客管理 帳票出力 集客向上 【オプション機能】 間取り図作成 |
東京都宅地建物取引業協会と提携して運営するクラウド型物件情報システム。オプションでは簡単に間取り図面を作成できる機能も用意されています。ASP型で帳票出力に強いが、ファームバンキングに未対応。 |
第3位 (いい生活) |
年間 48,000円 初期 20,000円 |
【基本機能】 物件登録 詳細印刷 広告出稿 店舗間データ共有 【オプション機能】 営業支援※ Mobileサイト※ |
ASP型のため、インターネットができる環境ならば手軽に利用可能。その反面、入力した物件データはWEB上に保管されるため、解約の際にはデータが失われてしまう可能性も。蓄積したデータベースは同社の他製品と組み合わせることで業務の効率アップを図ることができる。 |
第4位 (ワイエムジーソフト) |
年間 不明 初期 84,000円 |
【基本機能】 家主情報管理 物件情報管理 賃貸契約登録 台帳入力 会計ソフト連携 帳票出力 【オプション機能】 なし |
賃貸業務の金銭管理に特化した不動産管理ソフト。標準仕様で会計ソフトと連動できる機能があるが、物件データの詳細登録や広告出稿などには未対応。 |
第5位 (ファインネットテクノロジー) |
年間 不明 初期 不明 |
【基本機能】 各種書類作成 ファームバンキング 入金管理 【オプション機能】 賃貸運営状況出力 |
Microsoft Accessがベースの統合型賃貸管理システム。請求・入金・送金などの一覧データがExcelで出力できる。基本機能は少ないが、ファームバンキングに対応。 |
価格と機能のバランスなどをみて、総合的に最も優秀と思われる不動産管理ソフトは「賃貸名人」です。その理由を以下にまとめてみました。
「賃貸名人」にはソフト単体で日常の賃貸業務を軽減化する機能がすべて揃っています。
その機能は75種類にわたり、業務委託契約書から入居申込書・重要事項説明書・契約書に入居時精算書、解約時には解約申込書・退去時精算書まで、すべての帳票にデータがそのまま、反映されます。
別売りのソフトを購入しなくとも不動産管理の基本業務が可能なので、導入費用の19万8,000円はトータルで考えると格安の価格設定と言えるでしょう。
また年間保守費用3万円も、サポートしている豊富な機能からは業界最安の水準です。
銀行と連動して入出金管理が行えるファームバンキングをオプションで加えることで、物件数が多い不動産管理会社の業務も楽にミスなく行うことができるようになります。
また自社ホームページと物件データを連動させることで登録作業を軽減化したり、インターネットの物件サイトへの一括登録もオプションで出来るようになっています。
不動産賃貸関連の法律は頻繁に変わるので、法改正のたびに出力される書類の条項も修正する必要があります。
「賃貸名人」では法改正時の修正を無料で迅速にサポート。
また不動産会社によって異なる業務手順に対応するため、経理ソフトとの連携や独自の項目追加などカスタマイズにも応じてくれます。