仙谷由人官房長官は28日午前の参院内閣委員会で、政府が衆院に提出した尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件のビデオ映像について「那覇地検が(全映像の)相当な範囲だと判断して、これなら出していいと(国会に)送った」と述べ、全映像の一部であることを明らかにした。自民党の西田昌司氏が「編集は国権の最高機関の権利を侵害する」と批判したのに対し答えた。
刑事訴訟法47条は、訴訟に関する書類などの公判前の公開を禁じる一方、「公益上の必要」がある場合などには公開できると定めている。仙谷長官は、衆院に提出したビデオ映像が約7分間であるとし、「那覇地検が7分(の映像を出すの)が47条の相当な範囲だと判断した」と述べた。
[時事通信社]