エリプティカの自生地は水位が高く泥沼に足をとられて大変でした。10m歩くのに15分くらいかかります。
何百もの個体を見ましたが、最後にローザを1株採取して体力の限界を感じました。
やはり遠いです。
この自生地はシンガポールから車でダイレクトで往復しても1500kmあります。
探索に使うスタミナが足りませんでした。
ベタ・スティグモサは水溜りばかりでポイントが定まらず採れませんでした。
ピンクタイガーの水上葉上と下は今回新く見つけた”ローザ”です。
エリプティカのローザは追い詰めたのですが、群生しておらず、この水中株のみです。こんな大物を仕留めるには何度か自生地に通って採って感激するのが良いのですが、ザイディアナ種のように一発で採れてしまいました。
次回はバスで行って体力の余裕をもって挑みたいです。
大物といっても「草」ですから案外簡単に落ちるものです。
飛翔する昆虫類の採集はトラップなどを使っておびき寄せて採ります。
植物は現地を良く観察しながら目的の草を追い詰めて採取しますが、今回は1株のみで満足、大きな手がかりを手にしました。
とても美しい白のラインが入っています。その白は真珠のように落ちついた輝きを放ちます。
3時間の探索ではこれて゜十分だと思い、日が暮れないうちにキャメロンハイランドを越えてアフィニス種の ”メタリックローザ”の産地に向かいました。
ピンクタイガー下と赤凸凹葉です。