5/17/10

Back from Vietnam 2

実質2日半のベトナムでした。トータルで 1600km走りました。アンナミカ種の産地として有名なKon Tomは国立公園内と判明して引き返しました。クリプトを採取できたのは、バナ周辺とフエ西南部のみでした。花はベトナメンシス種のみ確認、フエのものは未確認です。 今回も何とか形にはなりました。他人の成果を見て発狂したヘタクソハンターもいるようです。本当に気の毒です。「太陽系で一番」 と豪語していた蚊は怖くてどこにも行けないようです。元々口とハッタリばかりで実力も扇子も無かったのです。またマレー半島往復して同じものばかり採取して、、、シュルツイ、コルダータ、エリプティカ、ミニマ、アフィニス、マンネリ、これだけです。悲しいです。クアラルンプールの艶めかしい夜に苛まれているはずです。あそこは安いんですよね。 採取したのは2種類か1種類なのか不明です。花の確認はベトナメンシス種のみ、それにしても様々な草体、色をしています。

Back from Vietnam

今回は量が多いので、帰国後忙しいです。お問い合わせはフィードオン様にお願いします。 早ければ明後日にボルネオ島です。新顔のブケファランドラとアリダルムに面白いものが出ます。 高谷氏の猛毒情報の渓流系サトイモは場所がとても不便なのでまだ未定です。しばらくお待ちください。

5/13/10

New Bucephalandra from Muller range

先ほどフィードオン様からシンケップ島へのご依頼確定を頂きました。クリプト類はC. sp3 cf:timahensis や花は未確認ですが、分厚く硬い葉の C. sp 1 、大人の人差し指ほどの大きな花を咲かせる C. sp 6 "ギガンテア" など(これらの画像は右のラベルにあります) 等を筆頭に変わりモノのクリプト類全タイプをお送りします。全種活着が容易な完全水上葉採取を目指します。ホシクサやホマロメナ、サトイモ類の種類数を増やして良い商品群に仕上げたいと思います。そして、シンケップ島の次にはボルネオ島の中央部を走るミュラー山脈の未知のブケファランドラをご提案申し上げました。誰も見た事の無い珍種 Aridarum minimum も期待できます。早速高谷氏に更なる情報をお願いしました。ちょっと遠いですが、日本未入荷の渓流系サトイモの シノニムになった変わりもののHottarum 属も狙えますね。

Bucephalandra sp East Kalimantan

グッディ様からのメイルによれば、今回のブケファランドラ sp は良く売れているそうです。既に完売したものも多いようです。 とても良いご報告を頂いて初めてホッとしました。これをエネルギーとして次のベトナムに向かいます。新しい環境に向かう事は私自身はともかく、出資(投資)されるグッディ様には勇気がいります。何が採れるのか ? 何時も 期待感というものは膨らみすぎると突如として不安感に変化するものです。今回はマグニフォリアの原産地に入れずに、第2、第3目標で採取しました。川の流れを観察し、山地のつながりを「線」として捉え、その中の「点」を探し当てました。これは多分以前ヒマラヤ山麓で昆虫類の垂直分布を3年間見てきた経験が役に立ったようです。ダマシの少ない一定の法則の上に成り立っている自然界の仕組みを相手にしているのですから、興味心をもって観察し学んだ事は立派な経験則となり身に付くものだと思います。東カリマンタンにはまだ3種の記載済みのブケファランドラが存在しています。今後発見される新種はその数を上回るのは確実と思われます。

3days trip to Vietnam

ベタはすぐに人に慣れます。いつもシーアーモンドの葉に隠れていますが、水槽の前に手を差し出すと皆が顔を出してきます。 ベタ・アルビマルギナータと "赤い剣" 水生スキソマ・ローサ゜スパータです。アルビはその特徴である平らな頭部と猫背の体形が特徴です。タイ国製のベタフードは全く食べませんでした。結局日本動物薬品のメディアクアフィッシュを与えています。 明日からフィードオン様のご依頼でベトナムで3日間採集します。目標はクリプト・ベトナメンシス、アンナミカ、クリスパチュラの3種とそのバリエーションです。その他アポノゲドンなどの川原の水草類、ホシクサです。産地は判明していますので、ホテルはダ・ナンに確保しながら予定通りに移動しながらの採取です。早朝ダ・ナンから入ります。ベトナム人は旅行者に対しての態度が悪いそうです。レンタカーの手配でも必ずもめるとかも聞きました。自分で行って体験してみましょう。

5/12/10

Bucephalandra motoleyana

これが "レッド モトレヤナ" です。本物は真っ赤な葉裏と茎をしています。偽物にご注意 ! 次回のサラワクはカピットです。前回採取した小型丸葉の新種のブケファランドラ類やアリダルム属、そして真打はとても話題になったというあの水生スキソマ属の " 赤い剣" も採取します。ブケ・モトレヤナは新産地にトライします。カピットには前回お世話になった 誇り高いイバン族のKW氏が待ってくれていますので自信があります。それとここだけの話ですが、もう一つのサプライズをご用意しております。

"Yellow Ring" arrived Netherland

イエローリングについてヤーン氏から届いたメイルの抜粋です。=素晴らしいイエローリングの株が無事に、しかもとても良い状態で届きました。それぞれの個体が立派なのには驚きました。早速腐葉土とミネラルソイルに植え込みました。いつものように kn-コード を作成してください。我がハベナリウムに保管して今後の学術研究に役立てます。貴殿の提供されたデータは安全に管理されます=マレー半島にはまだ多くのクリプト類が埋もれていると思います。しかし、それらは普通の探索技術では探し出すのは難しいものばかりです。私の手元にはまだ幾つもの未発表、未確認種があります。今年のクリプトシーズンは中盤に入りました。とても暑いシーズンが始まっています。