「那覇市議会「普天間の県外・国外移設を」　鳩山政権下初の意見書可決」の記事詳細：イザ！

　那覇市議会は２日、臨時議会を開き、米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）の県外・国外への移設を求める意見書を可決した。県外移設方針を当初掲げた鳩山新政権の発足後、同県内の議会で初めての動き。８日には大規模な県内移設反対集会が宜野湾市で予定されており、他市町村議会に同様の動きが広がる可能性もある。

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記事本文の続き　共産党市議団５人は「県外に基地被害を押しつけるのではなく、即時閉鎖と無条件撤去を求めるべきだ」として退場。残りの３５人で全会一致の賛成となった。

　意見書は、日米両政府が１３年前に普天間飛行場の返還に合意して以降も、平成１６年に同飛行場と隣接する沖縄国際大に米軍ヘリコプターが墜落した事故などがあり、「同飛行場の使用は到底容認できず、県民の生命や財産、安全な生活を守るため、一日も早い県外・国外への移設を実現するよう強く要請する」としている。

　意見書のあて先は首相や外相、防衛相ら。