4教官「秩序維持に暴力」 広島少年院事件で法務省が報告書
2009/09/11 00:45更新
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記事本文
広島少年院の法務教官らによる少年暴行事件で、原因や背景などを調べていた法務省矯正局の対策委員会は10日、特別公務員暴行陵虐罪に問われた松本大輔被告(29)ら4教官について「力の行使が秩序維持に効果がある」と実感し、暴力行為をエスカレートさせていったとする報告書をまとめた。
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記事本文の続き 報告書によると、広島少年院では平成14年ごろ、一部の少年が教官の指導に従わないなど規律が大きく乱れたことがあり、教官らの間に「荒れた時代には絶対戻りたくない」という意識が引き継がれていた。
4教官は14年当時は同少年院に在籍せず、その状況を直接知らなかったが、「怖い厳しい教官」と少年らに認識させることが、施設の安定的な運営に有効と考えていたという。
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