今回　おせち料理を作るにあたって　全く失敗も無く　慌てることも無く　じつにスムーズに事が運び　一昨年前のような魂を抜かれたような疲労感はありませんでした。達成感のほうが大きかったです。

その要因は　おせち料理作りのとき　毎年引っ張り出してくるこれ。

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　おせち料理バイブル　　１９９４年度版　
これを　１度も開くことなく作れたこと。今年は　『何処だったかな〜？どのレシピで作ってたかな〜』と　探す作業が無かったこと。
すべて　ＰＣの　はなこ亭レシピで作れたことだったかもしれない。
そして　今回製作過程の写真撮影が要らなかった事（爆）
私は毎日カメラ片手に調理しています。それは通常料理するより　かなり大変なこと。
もうはなこ亭で紹介してるレシピがほとんどだったので　カメラを持たずに料理が出来ました。カメラ無かったら　なんと手際のいいこといいこと。

あとは日々の積み重ねなのかな。人間　１ｍｍくらいは常に成長するものだ。


ただ、唯一失敗したことは　出来上がりの写真の取り忘れ。せっかくの力作　もっと綺麗に撮りたかった・・。
達成感に酔いしれて　写真撮影がすっかり頭からぬけていたの。私ってバカ。　

まさに宴が始まろうとしているのを　半泣きで阻止し　お願いだから　お願いだから〜〜　　と写真を撮らせてもらいました。

しかし　こういうとき必ず大ブーイングするはずのオニイが　「２枚撮らんとブレてるかもしれんぞ。」と（笑）！！
そう。今年はここに居る　旦那ちゃん以外全員　ビンボ飯★はなこ亭　の存在を知っているのだ。
　
私が　この日　１番心配してたのは　オニイがブログのことを話題に出さないかということ。かなりドキドキだったのに　オニイは私にすら　ブログのことについて知っているとも知っていないとも　何も言いませんでした。
なんて　出来た兄。　　
私が中２のとき　お父ちゃんを亡くしてからは　１０歳離れたこの　オニイが私の父親代わりだったもんなー。
おそらく　知らん顔で見守ってくれるということなんだろう。　

そして　オニイが知っているということは１００％　義姉も知っているはず。
宴を離れて紅白を見ている義姉にモーションをかけてみることにしたの。

はなこ「ねえ。お姉さん、私がブログしてるの知ってるんよね？」
義ねえ「ん？え？いいや　知らないよ。知らないことになってる。」

　　　　　

なんて　出来た義姉。
それでいい。そういうことにしておいてね〜〜と　言っておきました。

はなこ亭　はなこさん。　御年３４歳　すっかりおばさんに足を踏み入れてる年齢ですが　我が実家に帰るとやっぱり　子供。　家族に守られています。

毎日食べてる飯を　見られていることを知らない旦那ちゃんは　幸せなのか？不幸せなのか？（笑）

一方　翌　元旦の夜は　旦那ちゃん家での宴。
これも毎年　すったもんだが　実はあるのです。旦那ちゃんの実家でお正月を迎えたのは　これで５回。
毎年元旦の夜に宴が行われるんだけど　弟夫婦が曖昧。
１回目は　福岡に遊びに行くので帰らないと。オイオイ正月くらい帰って来いよ。
２回目は　初詣に行っているからと　なかなか帰らないので４人で先にやってると　遅くに弟１人が帰ってきて　嫁さんは頭が痛いから家においてきたと。
３回目は　私もだんだん分かってきたので　帰るのか帰らないのかちゃんと聞いておこうと。だって　小さいようだが　ブリ１切れ、エビ１匹　正月は高いのだ。それに　人数の多い　私の実家のほうにたくさん置けるもんは置きたいという思いもある。　旦那ちゃんに電話してもらって聞いてもらったの。そしたら　帰るとのこと。安心して　お節を人数分作ったにもかかわらず　ドタキャン。（←理由忘れたけど）義両親にも　もちろん本人たちにも言えないが　料理を作ったものとしては　すごくがっかり。。泣きたい気持ちだった。
４回目も　もちろん　旦那ちゃんに言って確認をとる。すると帰ってくるとのこと。半信半疑だったが　ようやく揃って始めることが出来ました。でも　帰るのが遅く　かなり待った。正月くらい　早く帰ってきて欲しい。
そして今年も　旦那ちゃんに電話で聞いてもらう。すると帰ると言うので人数分作ってもって行く。

何時ごろ帰ってくるのかね〜。もう食べたいよね〜。と話していたら　TELが。
遅くなるから　先にやっておいて　と。

生活環境が違うと　ものの考え方というものは違うんだろうけど、私から見ると　たった１年に１回　１年に１日だけの　お正月くらいみんな揃って乾杯しようという気持ちはないものなのかすごく不思議。そして　親も「みんなが帰るんだから　お正月くらいまともに帰れ」と弟夫婦に　強く言うことが出来ないのか　不思議で仕方ない。

いつもの事ながら　　　なんだ〜それ〜。　と　がっかり半分　あきれた気持ち半分　ここの家は　こういう家庭なんだ〜と　もう怒る気にもならんな〜〜と思っていたら。





そう、今まで　それほど　問題にもしていないし　大して関心無さそうだった旦那ちゃんが　お義母さんに対して切れ始めたのだ。






「どうしてたった１日が　ちゃんと言われたように帰ってこれないのか？みんなに合わせようとする気がないのか？アンタがしっかり言わんのが悪い。ごめんな〜はなこ。冴えん奴らや、あいつらは・・・。」と。


私も　「いいよ、いいよ。仕方ない。先に食べてようよ〜。」と旦那ちゃんをなだめる。

そう言いながら　私はお風呂の順番が回ってきたのでお風呂に行ったの。

私が居なくなってからも　喧嘩する声が聞こえてくる。

「はなこが　３日３晩　どんな思いでお節を作って持ってきたか。はなこが可哀想や。みんなに喜んでもらおうと思ってみんな揃って食べてもらいたいと思って　一生懸命一生懸命作ったのに。はなこに失礼や！！　もう正月集まらんでええわ！！」


びっくりした。びっくりしたし、すごく嬉しかった。毎年　私ひとりが冴えない気持ちになっていた。それも　ここの家の人間じゃないから仕方ない　と　そう思ってたのに。
私の気持ちをわかってくれて　それを　旦那ちゃんが　本人ではなくてもお母さんに伝えてくれただけで　今までの悲しかったことが全部消えたし　私の気も済んじゃった。

ありがとね、旦那ちゃん。

激しく切れていたけど　私がお風呂から出てくると　みんな何事も無かったようにしていた。正月早々喧嘩しても仕方ないしね。
ここはみんな大人。４人で宴は始まり　わいのわいのいいながら食べ、その後　遅くから帰ってきた弟夫婦を温かく（笑）迎え　突きまくった　お節を食べてもらいました。

環境の違う人間が親戚になるって　なかなか　難しいもんだね〜〜。　　


みんなのところは　どんなお正月だったかな？
みんなの話も　聞かせてね　　


お節も大変だったが　昨日今日と　８時間以上かけて　記事を書いた　はなこさんにまた拍手（爆）