~~02月
≪宮内庁がHPで、「プリンセス・マサコ」著者への抗議文を公表≫
宮内庁は16日、皇室を題材にしたオーストラリア人ジャーナリストの著書「プリンセス・マサコ(Princess
■宮内庁が各種の間違いを具体的に指摘
同著は、雅子さまを英国の故ダイアナ妃と比較し、雅子さまの「適応障害」は皇室公務の重圧よるものとする内容となっている。
これに対し、渡辺允侍従長は著者ベン・ヒルズ(
また、同書の「天皇皇后両陛下は支障のない公務だけに出席し、ハンセン病患者施設などは訪問しない」との記述に対し、両陛下が40年にわたってハンセン病問題に関与してきた事実を具体的に療養所名をあげてヒルズ氏に反論している。
このほか、両陛下が太平洋戦争の激戦地、サイパン島や阪神・淡路大震災の被災地などを訪問している事実もあげている。
また、同書が両陛下の行為を「無意味で形式的なことばかり」としていることについて、そうであれば、世論調査での皇室への支持が常に75%を超えるのはなぜかと迫る。
■政府側からの抗議によって、同書への関心が高まる結果に
同著に関しては、日本外務省も「事実無根の記述がある」として、ヒルズ氏に謝罪と訂正を要求している。
ヒルズ氏はこれに対し、日本政府は同氏を「脅して」、3月の日本語版発行を阻止しようとしているとして、謝罪を拒んでいる。
しかし、「プリンセス・マサコ」をめぐる騒動は、著者に利する結果となったようだ。通販書店、アマゾン(Amazon.com)日本によると、同書は洋書部門で「ハリー・ポッター(Harry
<写真>皇居で、新年の一般参賀に訪れた人々に手を振る雅子さま(2007年1月2日)
ベン・ヒルズ氏へ
貴著「雅子妃ー菊の玉座の囚人」について、この書簡を送ります。
長年皇室報道を専門としてきた或る老練な新聞記者が、この本を読んで、「各ページに間違いがあるのではないかというくらい」不正確な箇所が目につくと書いています。また、より実質内容に関わる観点から、政府は、この本の描いている皇室像が如何に歪んだものであるかに驚き、対応ぶりを検討しています。その間、ここでは、天皇皇后両陛下の側近にお仕えしている立場から、両陛下に直接関わり、しかも明らかに事実と異なる一つの箇所に絞って、問題を提起します。
以下→「プリンセス・マサコ」(ベン・ヒルズ)に関する宮内庁書簡
関連記事
◆政府が豪記者に抗議
オーストラリア紙の元東京特派員が皇太子妃雅子さまの苦悩などを取り上げた著作「プリンセス・マサコ」(英語版)について外務省は13日、「事実無根の記述があり、読者に誤解を与える」として、政府が現地の大使を通じ著者や出版社に抗議し、謝罪と訂正などを求める文書を手渡したと発表した。抗議文は、記述は非礼と指摘し、大使は豪政府幹部にも懸念を伝える異例の対応を取ったという。
オーストラリア紙の元東京特派員の著書「プリンセス・マサコ」に事実誤認や侮蔑(ぶべつ)的な記述があるとして、政府は13日、在オーストラリア大使を通じて著者と出版社に抗議文を手渡したことを明らかにした。
抗議文では、「(著書は)天皇、皇后両陛下をはじめ皇室の方々について、事実無根の極めて侮蔑的な記述がなされていたり、非礼な内容が記載されている」と指摘。「著者は皇室、宮内庁のみならず日本社会についてもゆがんだイメージで描いており、背景には著者の対日蔑視が存在する」とし、著者らに謝罪と適切な措置を要求している。
一方、宮内庁もこれとは別に、著者と出版社に対し、渡辺允(まこと)侍従長名の抗議文を郵送。天皇陛下の公務について「負担のない形式的な出席ばかり」などとした記述について、「両陛下が40年にわたってハンセン病の問題に大きく関与してこられたことを全く無視」「社会福祉の分野全般にわたって、この47年、困難を抱えた人々をたゆみなく励まし、慰めてこられました」などと抗議した。
◆「著書で皇室を侮辱」豪人記者に外務省が抗議
外務省は13日、皇室を題材にしたオーストラリア人ジャーナリスト、ベン・ヒルズ氏の著書「プリンセス・マサコ」に事実無根の内容が多数含まれ、皇室を侮辱しているとして、現地の日本大使館を通じて、謝罪を求める抗議文と宮内庁の書簡を著者と出版社に渡したと発表した。オーストラリア政府幹部にも「重大な懸念」を伝えたという。外務省によると、日本語版も近々出版される予定といい、抗議文を、邦訳を刊行する日本の出版社にも伝えるよう要求している。
同書は昨年、オーストラリアで出版された。抗議文では、天皇ご一家をめぐって「事実無根の極めて侮蔑(ぶべつ)的な記述」があると指摘。外務省は「日本国の象徴である天皇陛下をはじめ、皇室の方々を侮蔑しており、日本政府として看過できない」としている。
宮内庁の書簡は、両陛下のハンセン病への取り組みを無視した著書の内容に絞って、事実と異なっているとして著者に見解を求めている。
01年、ドイツ有力紙の付録誌が皇太子さまを中傷する写真を掲載したとして、現地の日本大使館が抗議した例がある。
オーストラリア人ジャーナリストが、皇太子妃雅子さまの苦悩などを取り上げた著書「プリンセス・マサコ」の日本語版の刊行を3月に予定していた講談社は16日、同書の出版中止を発表。同社は「原書の明らかな事実誤認に対し著者のベン・ヒルズ氏が示した姿勢は謙虚ではなく容認できない」と理由を説明。日本の外務省などは12日、同氏などに「事実無根の記述」として謝罪と訂正を要求する文書を手渡していた。
◆「プリンセス・マサコ」日本語版 出版中止
皇室を題材にした、豪人ジャーナリスト、ベン・ヒルズ氏の著書「プリンセス・マサコ」日本語版の刊行準備を進めていた講談社は16日、同書の出版中止を発表した。同社広報室によると、外務省や宮内庁から、ヒルズ氏や豪州の出版社に対して事実誤認などの指摘があったが、原書の明らかな事実誤認に対して、ヒルズ氏には謝罪に応じる意思がないと判断したためという。
皇太子妃雅子さまの苦悩などを取り上げた英語の著書「プリンセス・マサコ」をめぐり、「事実無根の記述がある」として日本外務省から謝罪と訂正を要求されたオーストラリア人ジャーナリスト、ベン・ヒルズ氏は共同通信の電話取材に対し14日、「謝罪すべき理由は何もない」と述べ、要求を拒否する姿勢を表明した。日本語版が3月に日本で出版される予定。
◆『プリンセス・マサコ』著者に政府が抗議文「事実無根、誤解与える」
オーストラリア紙の元東京特派員が皇太子妃雅子さまの苦悩などを取り上げた著作「プリンセス・マサコ」(英語版)について、外務省は13日、「事実無根の記述があり、読者に誤解を与える」として、政府が12日に現地の大使を通じ著者や出版社に抗議し、謝罪と訂正などを求める文書を手渡したと発表した。
天皇陛下の側近トップである宮内庁の渡辺允侍従長名の著者への質問状も同時に手渡した。大使は豪政府幹部にも懸念を伝える異例の対応を取ったという。
抗議文は、両陛下の言動や雅子さまの体調、愛子さまの誕生などについての記述を事実無根、非礼と指摘し「実態と乖離(かいり)した皇室像を描いていることに政府として看過することはできない」と強調している。
侍従長名の質問状は、著作で「皇室がハンセン病問題に取り組むことはあり得ない」と断定していることに反論。両陛下がこれまでハンセン病療養所をはじめ多くの福祉施設を訪れ、関係者を激励していたことを挙げ、見解をただしている。
外務省によると、著者側は「特に問題があると考えていないが、今後の対応については検討したい」と回答したという。
本ブログ内
皇籍離脱は「事実無根」---週刊朝日記事に宮内庁が抗議文
2006-11-29
http://blog.goo.ne.jp/katu1961/e/21f4022ee85dc4f219890665fb9e9049
◆プリンセス・マサコ記事に抗議文
http://blog.goo.ne.jp/katu1961/e/de6ebd3f6e4906028bfcda6712d8fbe3
◆プリンセス・マサコ記事に抗議文
http://blog.goo.ne.jp/katu1961/e/0631982e7d09851496e00c38609e42b1
◆プリンセス・マサコ記事に抗議文
by ブルーフォックス@雅…
マナーを正しくすべしのオリジ…