○田村委員 私は時間の關係上内務大臣に率直に質問致しますから御答辯を御願ひ致したいと思ひます、是は食糧問題と關聯があるのでありまして、總理大臣が御出席がありませぬから、簡單に内務大臣に御尋ねして見たいことは、最近終戰と共に朝鮮人は相當歸國したかの如く見えたのでありままが、私は山口縣に住んで居る關係上、山口縣或は又北九州方面に逆入して來る鮮人が、日に日に増加して居るのを見るのであります、隨て是等の朝鮮人は一定の仕事もなく、又一定の食糧の配給と云ふやうなことも無論ないのであります、隨て是等何萬と云ふ數字に上るであらう朝鮮人が食糧を買漁ると云ふやうなこと、或は又闇「ブローカー」と云ふことの中心になつて居る、今日主食の増配が叫ばれ、東京方面でも相當食糧の價格が下つて居る今日、高圓寺邊りでは六十圓なら闇屋で十分米が買へると云ふやうな、大都市ですら其の位の價格に下つて居るのに、山口縣或は北九州方面、例へば福岡縣では四、五日前のことでありますが、一升百二、三十圓して居る、山口縣で八十圓ばかりして居ると云ふやうな事態を我々が考へますと、今日日本の食糧對策、或は又色々な點に於て相當な支障を來すのではないかと云ふことを見受けるのであります、隨て此の密航鮮人に對する所の取締或は法規と云ふものは、今日どう云ふ方法になつて居るか、又それに對する所の内務大臣として對策はどう云ふ風に持つて居られるかと云ふことと、もう一つは朝鮮人が最近團體を組んで、御承知の如く朝鮮人聯盟、或は又朝鮮人青年聯盟と云ふやうなものを拵へて、各地に於て日本人を捕へ、色々な難癖を付けて事務所に引張り込んで「リンチ」を加へると云ふやうなことが、九州方面でも盛んに行はれて居り、山口縣でも行はれて居るのでありますが、是等に付ての日本政府の立場、或は執るべき態度、或は日本人としてどう云ふ態度で之に臨んだら宜いかと云ふことを、はつきり國民に知らして貰ひたいと思ふのであります、終戰と共に敗戰の痛手を受けた日本人は、第三國人或は非日本人が行ふことに對して、常に泣寢入して居るやうな事態が多いのであります、でありますから此の點に付て日本人はさう云ふ場合にはどう云ふ對策をしたら宜いかと云ふ方途を示して貰ひたいのと、之に關聯して今の中華人に對しても、日本人は是等の亂暴に對してどう云ふ方法をしたら宜いのか、政府はどう云ふ取締をして居るのかと云ふことを、はつきり此の際明示して戴きたいと思ひます