三重 伊勢神宮近くの商店街火事はほぼ消し止め けが人情報なし
警察によりますと、31日午後、三重県伊勢市の伊勢神宮の近くにある近鉄・宇治山田駅前の商店街が焼けた火事は、通報からおよそ4時間後の午後7時半すぎにほぼ消し止められたということです。これまでに逃げ遅れやけが人の情報は入っていないということで、警察や消防が火事の原因を調べています。
消防によりますと、31日午後3時15分ごろ、三重県伊勢市岩渕で「商店街の店舗が燃えている」と通報がありました。
消防車12台が出て消火活動が行われていますが、警察によりますと、近鉄・宇治山田駅の西側にある「明倫商店街」で複数の建物が焼けているということです。
これまでに逃げ遅れやけが人の情報は入っていないということです。
現場は、伊勢神宮の外宮近くにある商店街で、伊勢商工会議所のホームページによりますと、20以上の店舗が軒を連ねているということです。
この火事を受けて伊勢市は現場周辺の249世帯に避難指示を出しました。
警察と消防が火事の原因を調べています。
広範囲に燃え広がる
NHKのヘリコプターが午後4時半すぎに撮影した映像では、複数の店舗とみられる建物から真っ赤な炎があがり、煙がたちのぼっている様子が確認できます。
消防が消火活動を行っていますが、広い範囲に燃え広がっていて、商店街に隣接する神社の木にも火が迫っていることが確認できます。
近くのコンビニの従業員「バン バンと破裂音が複数回」
火事があった商店街から100メートルほど離れた場所にあるコンビニエンスストアの従業員の男性は、店内で働いていた時、外からの声で火事に気づいたといい、店の外に出ると、「バン、バンと破裂するような音が複数回聞こえた」と話していました。
また、「最初に外に出た時は焦げ臭いにおいがして商店街の方はかなり高いところまで炎が上がっていた」と話していました。
近くで酒屋を営む男性「けが人がいなければいいが心配」
火事があった商店街の近くで酒屋を営む40代の男性は、午後3時半ごろに焦げ臭いで火災に気づき、外に出たところ、商店街から煙が立ちのぼっているのが見えたということです。
多くの消防車が商店街を囲むように集まり、上から灰が降ってきていたということで、男性は「伊勢の玄関口となる有名な商店街で火災が起きた。けが人がいなければいいのですが、心配です」と話していました。
現場周辺280戸が停電(8月31日午後5時半現在)
中部電力パワーグリッドによりますと、伊勢市の商店街で起きた火事の影響で31日午後5時半現在、現場周辺の280戸が停電しているということです。