チラシ配りのバイトも…美人マジシャン「シエル」の赤貧時代

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 弟子入り2カ月後には、「お客さんの前でやるのが何よりの練習だから」と言われ、レストランの仕事で師匠と各テーブルを回り、師匠の後に私もマジックやりました。師匠は「自分の色を出せば何でもいいよ~」と凄く自由にやらせてくれるので、からくりどーる一座の公演では、私は持ち時間の半分はダンサー経験を生かして踊ってる(笑い)。

 女性マジシャンは少ないから、女性ダンサーよりはるかに需要が多いんですよ。マジックは飲食店でもパーティーでもできますし。マジシャンになってからはバイトしてません。でもギャラはそれぞれ違い、知人に「幼稚園でやって欲しい」と頼まれた時は1万円とか安いけど、ホテルのパーティーだと結構くれる。

 あと、マジックはお金がかかるんですよ~。トランプひとセットも消耗品ですから。サインしたり、終わってからお客さんに差し上げたり。箱から人間が出るようなイリュージョンは軽トラックがないと運べないし、保管用の倉庫と本番用のアシスタントもいるから何百万円とかかると思う。私はせいぜい3万円の道具しか買えないんです。

 でも本当は道具代じゃなくて、見た目重視でオリジナルの衣装を作るのにお金かかってる(笑い)。6万円くらいで作ってもらい、既製品も入れると全部で30着くらいあります。子供からはプリンセス、おじさまからはアイドルとアピールしたいので!(笑い)

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