中国電力が境港市議会でプルサーマル発電計画を説明 議員の間からは疑問や質問が相次ぐ 27日には境港市民を対象とした説明会も 鳥取県境港市
島根原発2号機で計画されているプルサーマル発電について中国電力は7月13日、境港市議会で計画内容などの説明を行いました。
境港市議会の議場で行われた13日の説明会には、資源エネルギー庁の利根川原子力立地政策室長と中国電力 島根原子力本部の谷浦本部長などが出席。議員に対しプルサーマル発電計画やその必要性などについて説明しました。
プルサーマル発電とは使用済み核燃料から取り出したプルトニウムとウランを混ぜてリサイクルした「MОX燃料」で発電する方法です。
開始時期について中国電力は当初、2029年度を想定しているとしていましたが、6月下旬、周辺住民の理解が最優先で工期ありきではないと表明。また、鳥取県と境港・米子両市に対し「安全協定に基づき誠意をもって対応する」と申し入れています。
こうした中で行われた境港市議会への説明会。質疑も行われ、議員の間からは「プルサーマルはコストが高いが、住民にしわ寄せはないか」、「使用済みMОX燃料の最終処分にももっと力を入れて欲しい」などといった疑問や質問が相次いで出されていました。
境港市議会 吉井巧 議長
「私たち島根原発の周辺自治体として非常に関心が高い問題でありますし、議員としても市民の皆さまにしっかりとお答えが出来るような形で(今後も中国電力に)住民にわかりやすい説明を求めていきたいと思っています。」
市内全域が島根原発から30キロ圏内に含まれる境港市。中国電力はプルサーマル発電計画について7月27日に境港市民を対象にした説明会を開催する予定です。
また、境港市が8月18日から9月3日まで7地区の公民館で開催する避難計画住民説明会でも中国電力が説明するとしています。