きっかけは「ハプニングバー経営者殺人事件」だった…週刊誌記者の女性が「積水ハウス詐欺事件のパシリ」の直撃取材に成功したワケ

『地面師連絡役カトウ』より #2

河合 桃子

フィクションとしては最高だが…

「フィクションとして最高に面白く観ました。でも当事者からしたらあんなにカンタンに大手に辿り着き、商談成立まで至っていません。ただ、予期せぬトラブルを瞬時に作戦変更して切り抜ける場面は、実際のスリルと似た感覚を思い出しました。さすがにあんなに人が死ぬ地面師事件はないですけどね」

 ドラマでは犯行グループ内の口封じや内紛による殺人が描かれ、騙された不動産業者側にも死者が出る筋書きだったが、実際の積水詐欺事件後には、その影響と見られるデベロッパーのトップ交代、人事異動や社員の退職はあっても殺人事件は起きていない。ドラマがそのような筋書きになったのは、ビジュアルで過激に見せる必要があるからだろう。