今年3月末で閉校した三重県松阪市立松ケ崎小学校跡(松阪市松崎浦町)に来年4月に通信制高校を開校する学校法人早稲田大阪学園(大阪府茨木市、藤田誠理事長)と松阪市との基本合意書締結式が7月30日午後3時半すぎから、市役所で開催された。
同学園は主に茨木市で広域通信制高校・向陽台高校を運営。同校は2021(令和3)年1月、不登校生徒の支援などに向けた協定を松阪市と結び、同年4月に春日町二丁目に各種学校「向陽台高校技能教育施設向陽台総合学院」を開校した。今回は茨木市から向陽台高の本校機能を松ケ崎小跡に移転する。
締結式には同学園から藤田理事長(64)と三宮圭司常務理事(47)、青木浩幸法人事務局長(60)、向陽台高校の前田卓也校長(64)が、市側からは竹上真人市長、中田雅喜教育長が出席。竹上市長と藤田理事長が合意書を取り交わした。
藤田理事長は「地域の財産を使わせていただくことになるので、大切に使い、地域の皆さんに愛される学校にしたい」と抱負を話した。竹上市長は「皆さんのおかげでようやくここまで来た。来年4月、無事に子供たちを迎えたい」と述べた。
生徒は開校時約50人の見込みで、最終的に300人を目指す。また、同校では松ケ崎地域との交流なども積極的に行う考え。松ケ崎小跡の土地建物は10年間の無償貸し付けになる。