ケネディ保健福祉長官に対して募る不信感、ワクチン情報の信頼失墜 米最新世論調査
(CNN) 米保健福祉省(HHS)のロバート・ケネディ・ジュニア長官に対して国民が不信感を募らせていることが、米カイザー・ファミリー財団(KFF)の最新世論調査で分かった。中でも政府が発表するワクチン情報に対する信頼は大きく失墜している。
HHS長官としてのケネディ氏の実績については、約6割が「評価しない」と回答。政党別にみると民主党員は87%、共和党員は26%が「評価しない」だった。
ケネディ氏が掲げる看板政策「MAHA(米国を再び健康に)」については約4割が「支持する」と回答。しかしその中でも約30%はHHS長官としてのケネディ氏のやり方を「支持しない」と答えた。
MAHAは主に食品、環境、医薬品、中でもワクチンに重点を置いている。ワクチンに関して米疾病対策センター(CDC)に助言する独立諮問委員会はケネディ氏の下で全面的に刷新され、米政府のワクチンに関する勧告も大幅に変更された。
KFFの世論調査では、全体の62%、MAHA運動支持者の35%が、ケネディ氏のワクチン政策を少なくとも一定程度支持しないと回答した。
CDCに対する国民の信頼は、コロナ禍以来最低の水準にまで落ち込んでいる。CDCのワクチン情報を「信頼できる」という回答は、2024年9月の63%から今年7月には57%に低下した。共和党員に比べてCDCを信頼する傾向が強い民主党員でさえも、信頼できるという回答は23年以来、24ポイント下落している。
調査は全米で成人1300人を対象として9月の最終週に実施した。調査が始まったのは、トランプ大統領が自閉症とタイレノールに関する大々的な記者会見を開いた翌日だった。