村上宗隆の英語の上達具合にコーチも驚愕 学ぶ意欲と向上心が成長に直結
【ボストン(米マサチューセッツ州)5日(日本時間6日)=赤尾裕希】今や、当たり前の光景になりつつある。米大リーグ、ホワイトソックス・村上宗隆内野手(26)がチームメートらと会話するシーンだ。もちろん、ミーティングや首脳陣からの詳しい説明の際には八木通訳を介しているが、日常会話やちょっとしたプレーのことであれば一人で大丈夫だ。 この日も、ノックを受けた後、三塁ベースコーチを務め、守備面も担当するジャスティン・ジャーシェリーコーチ(36)と2人だけで数分間話していた。内容はポジショニングや他の選手との試合中のコミュニケーションのことだったというが、ジャーシェリーコーチが驚いたのは、英語の上達具合だ。 「信じられないほどだよ! まずは何より聞き取りだね。僕やチームメート、コーチが言っていることを理解して『うん、分かった』と返せる。そして、話すほうだけど、自分から打ち解けて英語を話せるようになってきている。上達の早さが信じられないよ。スプリングトレーニングの時点でも『英語の吸収が早いな』と思っていたけど、本当にすごい」 スプリングトレーニングが始まったころの英語力は「0」だったというが、現在は10段階で「少なくとも「6」はあるんじゃないかな」と証言。「一番大事なのは相手の言っていることを理解できることだからね。長い会話をする必要はなくて、僕らが出す短い指示を、彼がパッと理解して頭で処理できているのが素晴らしいんだ」と深く感心している様子だった。 開幕前から、クラブハウスでは他のチームメートと英語で談笑するシーンが結構あった。村上は「しゃべれないより、しゃべれたほうがいいから」という感じだったが、一番近くで接している八木通訳も「英語を聴く力が上達していて、習得がすごく早くて、びっくりしています。英語がペラペラになって、自分が職を失うんじゃないかと思うぐらいです」と明かしていたほどだ。 もともと村上は、野球の技術向上には飽くなき探求心を持ち、常に高みを目指し続けてきた。学ぶ意欲もすごく、新たなことにも果敢に挑戦する。そうした姿勢こそが、成長を促し、結果を残し続けられている要因だ。野球に限らず、英語においても〝村上のすごさ〟を裏付けるものは変わらない。