日本ハム・有原航平、古巣復帰後初完封 マダックスは1球で達成できずも新庄監督は80球完封で「『アリックス』を作って」と珍エール
◇2日 日本ハム3―0ロッテ(エスコンフィールド北海道) ゲームセットの瞬間にほおが緩んだ。日本ハムの先発右腕・有原航平投手が古巣復帰後初の完封を果たし、ベンチ前で出迎えた新庄監督とがっちりと握手を交わした。 【実際の動画】日本ハム・有原航平、ジャスト100球の今季初完封 「最後まで投げられてチームが勝てたのがすごくうれしい。やりたいピッチングがだいぶできていたと思う。これを続けていきたい」。シーズン後半戦の初マウンドは9イニングを投げて無四球の3安打無失点。ロッテ打線から今季最多の9三振を奪い、二塁を踏ませなかった。完封は通算9度目で、1カ月ぶりの白星となる今季3勝目(6敗)も手にした。 2年連続最多勝のタイトルを引っ提げ、ソフトバンクから古巣の日本ハムに復帰。開幕ローテ入りこそ果たしたものの、前半戦はKOされることが多く、途中でファームで再調整する試練も味わった。新庄監督も「最初の方はずっと勝てなくて本人が一番苦しい思いをしたと思う。やっと…。3月から待ってました」と大いにたたえた。 球数は100球ちょうど。100球未満で完封する「マダックス」はわずか1球で達成できなかったものの、指揮官は「(マダックスの)名前を塗り替えてもらうように。ここからずっと80球(完封)で終わったら『アリックス』に変わると思うんで、それを作ってほしい」と珍エールも忘れなかった。 チームは後半戦初カードを2勝1敗で勝ち越し発進。有原の完全復調で勝利のピースもそろった。首位ソフトバンクを全力で追いかける。
中日スポーツ