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「小さな動き集まれば」 同性カップルが婚姻届、市長は受理意向

婚姻届を提出した気持ちを語る加納克典さん(左)と嶋田全宏さん=三重県伊賀市役所で2026年8月4日午後4時55分、大西康裕撮影 拡大
婚姻届を提出した気持ちを語る加納克典さん(左)と嶋田全宏さん=三重県伊賀市役所で2026年8月4日午後4時55分、大西康裕撮影

 三重県伊賀市に住む同性カップルの嶋田全宏さん(50)と加納克典さん(46)が4日午後、婚姻届を市役所に提出した。市は法務局に照会するとして、婚姻届を預かった。提出前に2人と面談した稲森稔尚市長は「受理したいと思う」と述べた。

 同性婚を認めないのは憲法違反と訴える訴訟が最高裁大法廷で審理されている。憲法判断が近づいているという見方もある中、2人は「このタイミングで」と婚姻届の提出を決めた。市役所を訪れた嶋田さんは提出を前に、「婚姻届の提出は小さな動きだと思っているが、小さな動きも集まれば同性婚が実現するのではないか」と話した。提出後には加納さんが「緊張した。うれしい」と語った。

婚姻届を提出に市役所を訪れた嶋田全宏さん(左)と加納克典さん=三重県伊賀市で2026年8月4日午後4時3分、大西康裕撮影 拡大
婚姻届を提出に市役所を訪れた嶋田全宏さん(左)と加納克典さん=三重県伊賀市で2026年8月4日午後4時3分、大西康裕撮影

 市役所窓口では時期は示されなかったが、「受理」「不受理」を伝えられる状況になれば連絡すると説明されたという。2人は「今日が結婚記念日になれば」と口をそろえた。

 稲森市長が「憲法違反の事務を自治体に強いるのはあり得ない。何としても受理したい」という意向を示したのに対し、2人は「心強い」と応えた。【大西康裕】

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