Androidユーザーは、Googleのストレージ残量に注意を払っておいたほうがいいかもしれません。
7月7日以降、バックアップに含まれるすべてのデータがストレージ制限にカウントされるようになりました(無料の15GB枠を使っている場合も、Google Oneで有料拡張している場合も同様)。
一方で、何を選択してバックアップし、何を除外するかをより詳細にコントロールできる機能も提供されているため、重複データや不要なデータによって容量の上限を超えてしまうのを防ぐことが可能です。
【この記事の3行ポイント】
- 7月7日より、Androidのバックアップデータ全体がGoogleストレージ使用量にカウントされる仕様に変更。
- バックアップ項目を個別にオフへ切り替えられるようになっているため、不要なデータの同期を外して容量を節約することが可能。
- ダウンロードフォルダや各種ドキュメントの自動アップロード機能も順次拡大しているため、あわせて設定を確認しておくと安心!
Googleのストレージポリシーが更新
Android Policeの報道によると、Androidのバックアップには、アプリデータ、通話履歴、連絡先、端末の設定、SMSおよびMMSデータなどが含まれます。
これまでは、Google フォトにアップロードされた画像や動画、およびMMSのみがストレージ使用量として計算されていましたが、今後はAndroidのバックアップ設定に含まれるすべてのデータが適用対象となります。
Googleのストレージに関する最近の変更はこれだけではありません。5月には、Googleアカウントに電話番号を連携しない限り、一部の新しいGmailユーザーの無料クラウドストレージの上限を(2013年以来提供されてきた15GBから)わずか5GBに制限する新しいポリシーのテストが開始されました。
初期のテストでは主にアフリカ諸国の新規登録に影響を与えたようですが、将来的には、より多くのストレージを利用するために有料プランへの加入が必要になる可能性も否定できません。
実際、何が使用量にカウントされるかを説明するGoogleのサポートページでも、各Googleアカウントには「最大15GBのストレージ」が含まれると記載されています。
設定を見直してバックアップ対象を絞り込む
Googleによると、新しい設定下でのAndroidバックアップによる増加量は40MB程度にとどまるとされているため、すでに容量制限ギリギリでなければ、多くのユーザーがこれによって上限を超えてしまうことを過度に心配する必要はないかもしれません。
ただ、もし空き容量をやりくりしたい場合は、SMS/MMSメッセージ、通話履歴、端末設定、あるいはアプリデータをバックアップから除外することが可能になっています。
Pixel端末の場合、これらの切り替えスイッチは、「設定」>「Google サービスと設定」に移動して、「その他のデバイスデータ」を開いたところにあります。
移動後、バックアップしたくないものや不要なもののスイッチをオフにするだけです。あるいは、端末の設定内で「バックアップ」と検索してもアクセスできます。
ダウンロードフォルダやドキュメントの同期設定も注意
Googleのストレージ制限に関しては、ほかにも考慮すべき点がいくつか存在します。
2月には、Androidの「ダウンロード」フォルダにあるローカルファイルをGoogleドライブにコピーしてアップロードすることが発表され、現在は「.DOC」「.PPT」「.XLS」「.PDF」といったファイル形式をカバーするドキュメントバックアップ機能が順次展開されています。
これによってストレージが圧迫されるのを避けたい場合は、端末の設定からプリファレンスを変更できます。
最後に、ストレージの空き容量が不足しかけている場合、Googleは容量の整理やストレージ問題のトラブルシューティングに関するサポートページを用意しています。
また、バックアッププランの作成ガイドも以前執筆していますので、あわせて参考にしてみてください。
▼Androidのストレージを管理する
Emily Long
セキュリティ、プライバシー、ストリーミング技術を専門とするライター兼編集者。10年近いキャリアの中で、WirecutterやTom’s Guideなどの主要メディアを通じ、複雑な技術を生活に役立つ情報として発信している。社会福祉学の修士号を持ち、人間心理とテクノロジーの交差点に深い関心を寄せる。
Source: Android Police, 9to5Google, Android Authority, CNET, Google(1, 2)