映画『仮面ライダーゼッツさよならのミッション』感想(ネタバレ注意)
ゼッツの映画を見てきましたので感想を書きます。ガッツリネタバレを含みますのでご注意ください。
見に行ったのは実は結構前だったのですが、本腰入れて書こうとした結果まるで進まなくなってしまったので、記憶が薄れる前にパッションで書ききろうと思います。
結論から言いますと、最高に楽しい映画でした!!
ライダーの夏映画の中でもトップクラスの面白さだったと思います。ゼロワンのREAL×TIME、平成ジェネレーションズシリーズも楽しかったので、高橋悠也さんは映画脚本向きかも?(ギーツは全く見ていません)
とにかく面白いことをずっとやり続けるエンタメ映画でした。正直よく分からなかった部分も沢山あります。というかそもそもキャラが全員本編と違いすぎます。
予知夢を駆使して絶望的な未来を阻止しようとする莫(そんなこと出来たんだ…)。めちゃくちゃ莫のこと大好きで信じてくれるノクス。主体的に動き回るねむちゃん。莫といつも一緒、一心同体の美浪。優秀な怪事課(めっっちゃ良かった)。ここぞというところで完璧な活躍を見せるジーク…。
なにこれ…別番組…??
しかし実はここがあまり欠点にはなってないというか、本編でもキャラがブレブレなのは日常茶飯事なので、正直全然気になりませんでした。良いキャラになってくれる分には何も文句はありません。短所をそのままに開き直った結果、面白くなってしまったという印象です。
ただここもまだ軽率に判断出来ないところがあって。映画の時系列が最終話後の可能性があるんですよね。だからこそ皆本編とは違うキャラだったのかなーと。確かに本編でも、最近小鷹さんは丸くなってるし、ねむちゃんも絶賛掘り下げエピソードの途中。まだ未放送のエピソードを経て、皆魅力的なキャラになっていくのかも。最終回後を映画で先に見せてくれる構成は同じ高橋悠也さんのエグゼイドの映画トゥルーエンディングを思い出しますね。エグゼイドがもうすぐ10周年…?嘘だ…僕を騙そうとしている…。
映画の時系列が本編後だとして、やっぱり気になるのは莫がどういう状態なのかですよね。映画のラストシーンでは小鷹が現実を、そして莫が夢の世界を守っていく、といったようなセリフのやり取りがありました。本編の莫はエクスドリームの副作用で順調に人間を辞めていってますので、もしかして最終的に現実世界では生きていられなくなるんでしょうか…。孤高のヒーローはカッコいいけど…莫は本当にそれでいいの…?
美浪の反応も気になるところ。映画ではエージェントとして活動しつつ莫をサポートしてるみたいでしたが、もうマネージャーの仕事は辞めちゃったんですかね。もしかして2人ともコードの職員として正式採用されてるとか?それならある意味安泰なのかもしれないですが…。
莫も美浪も、巻き込まれてこうなったわけじゃないですか。莫はゼロの期待を背負いすぎたためにカタストロフを宿してしまい、その莫の監視役が自分の両親だったために美浪はエージェントになった。生まれながら生きる道を選べないというのは、残酷で辛くなりますね…。
まあその辺は本編でこれから明かされるとして、映画の話に戻ります。本作の魅力はキャラクターだけではありません。上堀内監督なのもあって映像面の見どころも満載でした。
ライダーのアイデンティティである「バイク」そして「変身」をしっかり見せてくれたのが特に好印象でした。序盤のバイクシーンは本当に迫力が凄くて、これだけでも映画館で見る価値はあったと思います。明晰夢パワーを駆使した走行中の攻防もお見事。ねむちゃんが運転を変わる場面も可愛かったですね。
また、変身をじっくり魅せる演出も最高でした。ゼッツの変身って元々凄くスタイリッシュで美しいので、スクリーン映えするんですよね〜。「ライダーカッコいい!!」と思えた時点でヒーロー映画としては大成功だと思います。
あと演出面も良かったな〜と。私が一番好きだったのはやっぱノクスお姫様抱っこのシーンですね…。死ぬ運命にあるノクスの未来を変えるために、やむを得ずノクスを撃ち抜く莫。なんか流れるエモい曲。線路の上をノクスを抱き、歩き去っていく莫…。
こんなド直球のエモ演出…好きに決まってるだろ!!ありがとう!!😭😭
本編ももっとこういうのやろう!!エモくていいんだエモくて…挿入歌とかどんどん流して欲しい…フォーゼの「咲いて」みたいな曲がもっと欲しいんだ私は…。
その後のノクス蘇生シーンでは、まさかのリカバリーが大活躍で正直また君か!と笑いそうになりました。リカバリーくん、一生現役ですね…。有能すぎる。最新話でも活躍してたし。
そういえばこのシーンでは謎の人物、コードナンバー8が登場していましたね。彼女の存在があるから、本編終了後説が濃厚になっているんですよね。パラレルワールドの限定キャラにしてはあまりにも説明がなさすぎるので…。本編でこれから登場するんでしょうか?尺あるかな…。
謎の人物といえば。この映画、ゲストキャラクターも大変魅力的でした。
まずはYUTAさん演じる「謎のバイカー」。登場時間はせいぜい30秒程度だったはずなのに、とんでもない存在感を放っていました。やっぱりスターはオーラが凄い。
そして何といってももう1人のスター、M!LKの曽野舜太さん演じる玖門宗馬も大変インパクトのあるキャラクターでした。和装で刀を振るいながら登場し、カタカナ言葉を母国語に訂正する。この一連の短いシーンだけで、どんなキャラか完璧に分からせてくるんだから見事ですね…。変身シーンもめちゃくちゃカッコよかった。アイドルなだけあって、やっぱり魅せるのが上手いなって思います。贅沢なゲスト達でした。出演してくれて本当にありがとうございます。
最終決戦ではCMでも予告されていた通りエージェント大集合もありました。これといって推しはいなかったのですが、やっぱりズラリと揃われると感慨深いものがありました。また登場タイミングとか、登場の仕方とかもいいんですよね。本編同様、全員癖が強くて食えないキャラクターです。しかしだからこそ、味方になるとこんなにも心強いのかと、正直じーんときました。これを本編でやってくれれば…いややってないからこそエモかったのか…?
ゼロもね…本編感想では散々文句を言ってきましたが、いざパパをやってこられるとちょっと感動してしまうからズルい。莫も嬉しそうだし…。ゼロに認められることが莫にとって大きな力になっていたのがよく分かります。こういうところはやっぱり今井君の演技がいいですよねー…莫にそんな顔されたらもう何も言えねえよ…。
紅覇となすかの再会もエモかった。本編で全然会えなかったせいで、2人ともどこかぎこちないんですよね。でもそこが逆にいい。キャラの温度感をよく理解しています。(本当にゼッツか…?)
あと地味に良かったのが3ですね。本編では扱いとか立ち回りもあってどうにも好きになれなかったのですが、映画でもやっぱりブレてなくて、ダウナーで荒っぽく、単独行動。そしてめちゃくちゃ強い。これがこっちに襲いかかってくると恐ろしいのですが、味方側にいると凄く頼もしくて、正直ちょっとときめいたよね…。まさか3にときめける日が来るなんて…。コードの面々は夢の中限定で記憶を元に復活していたようですから、戦いが終わると消えていくのですが、3は消え方までも渋くてカッコよかった。映画のおかげで、苦手だったキャラクターも好きになれた気がします。
苦手だったといえば、ジークもまた、本編の悪辣な立ち回りから打って変わって、大変良い動きをしてくれるキャラでした。まさかのゴアナイトメアを単騎で撃破するとは…本編でもパニッシュを倒していましたが、覚醒したジークは本当に強いですね。ゴアナイトメアよりもよっぽど怪物に見えました。アクションで一番熱くなれたのはここかもしれないです。
総じて、ヒーローが皆カッコよかった最高の映画だったと思います。
ヒーローといえば、次作のヒーロー・マイスの先行登場もありましたね!
マイスだけでなく、変身前の姿やヒロインも見せてくれました。変身ポーズが超スタイリッシュで感動。そしてヒロインとの関係性がまた良い。
主人公とヒロインは執事と令嬢の関係で、執事のくせにやや態度が悪いという情報があったので少し不安になっていましたが、少なくとも映画でのやり取りを見る限りは私の好みの雰囲気でした。ちょっと愚痴はこぼすものの基本的に上下関係がしっかりあるというか、お嬢様を思って言っているのが伝わりますし、お嬢様の方もケロッとしている風で、良い。このバランスのまま本編もいってくれるなら絶対楽しい!!今後の楽しみが増えた映画でもありました。
以上、ゼッツ映画が最高に楽しかったという話でした!!散漫な文章になってしまい申し訳ありません。それでも読んで頂き本当にありがとうございました!!
(↓映画公開直後の本編感想。映画を見終わった後のためややテンションが高い。)
(本編1話感想)



りんご好きさん、 映画ゼッツの感想記事の更新お疲れ様です! りんご好きさんのおっしゃっていること全て共感しました。ゼッツの見たかったシーンがたくさん詰め込まれていましたね。 ゲストのYUTAさん、曽野舜太さんも演技がとても上手で役にのめり込んでいましたね。 スリーは1人でナイト…
ようさんコメントありがとうございます! ゲストのお二人の存在感凄かったですよね!スリー、めちゃくちゃ分かります…!まさしく仕事人…本編ではナイトメアと戦うシーンすら見れなかったので、普通に怪人倒してる姿が物凄く新鮮でした。ヒーローやってると、あのクールさが堪らなくカッコいい…。…