活侠傳 実績コンプ後感想
死因・ED埋めとか考えるとまだ6~7割くらいしか情報拾えてない気もするのですが、区切りの良いタイミングで感想は纏めたいなと思っていたので現状攻略可能なヒロインの全ルートを追い切った今書くことにします。
※2026/07/26時点の最新Ver+日本語MODv2.3での環境を想定しています
・ネタバレ無し/未購入者向け感想
一言で活侠傳をどういうゲームか表すとするならば、周回前提の一人用TRPGです。
ある程度の事前知識があり、その上で買うかどうか悩んでいるのなら購入をおすすめします。与太要素が有名で盛り上がっている部分のある作品ですが、物語の熱や主人公・ヒロインの魅力だけで十分盛り上がれます。与太要素は滅茶苦茶多いですが物語に水を差さないように工夫されており、純粋に物語を楽しめなくなる様なこともありませんでした。
逆におすすめ出来ない部分ですが、何が起こっているか分からないまま物語を進められない人にはマジで向いてないです。
基本的に主人公視点で物語が進み、主人公が得られなかった情報に関しては一切説明がないまま話が進みます。様々な人間・陣営がそれぞれの思想で動いてるため、初見だと今何が起こっているのか・誰が関係しているのかについて正しく理解することは非常に難しいです。普段馴染んでいる文脈とは異なる作品でかつ固有名詞が多いことによる咀嚼の難しさも相まって、「よくわからんけどとりあえず進めるか」の精神がないとキツイと思います。
これは活侠傳が周回前提のノベルゲームで、このゲームの面白さや世界観を演出するためにトレードオフになっている部分です。
前情報無しでとりあえず一周目を雰囲気でプレイし、周回要素を開放したら気に入ったヒロインや陣営を攻略できるように調べながらプレイするのが良いのかな~と思います。
◆面白かった部分
自分が作品を読む上であると嬉しいなと思っている要素のひとつに、「個人としてどう動きたいか、立場としてどう動くべきかを作中人物がちゃんと認識していて、どちらをどういった理由で選択しているかが表現されている」があります。
活侠傳は、正しくそれに対して正面から向き合っている作品でした。
このゲームに登場するほぼすべての人間が、やりたいこと、やれること、やらなければならないことのギャップに苦しんでいます。弱者には弱者の、強者には強者の地獄があり、そこに対してどう向き合い、葛藤し、行動するか。また、行動したとしても結果が出なければ、行動に意味はないのか。主人公は勿論、順風満帆に生きている様に見えるラスボスやモブの一人にまで人生と物語があり、誰もが苦しんでいるからこそ、誰よりも地獄を見てきてからこそそれでも折れず、諦めない主人公の光がより輝いて見える物語でした。因みに地獄と向き合った結果俺自身が地獄になった奴も居ます。
◆面白くなかった部分
戦闘についてはそれ単品が面白いから遊ぶという部分ではなく、どちらかと言うと世界観を表現するためのひとつの要素でしかないです。縛りプレイをしない限り周回していれば大体の敵はステータスで殴ってたら勝てますし、複数要素を兼ね備えたモリモリマッチョマンになってしまうのでビルドの方向性は多少あれどローグライトの様なリソース管理ゲームではありません。
それでも1vs1はシンプルに纏まっていてそれなりに面白かったですが、合戦の方はマジでありえないくらい面白くないです。操作性が悪くて攻撃の当たり判定が認識とずれやすくストレスで、時間もかかる上に自分の頑張りで負ける試合が勝てる様になるかと言われると結構怪しい。戦場で死体あさりをしながら敵を挑発し、仲間の助けを呼ぶだけのゲーム。大師兄と四師兄、あと葉雲舟を呼び出してる時は少しだけ面白い。アシストキャラがもっと居るか、攻撃的な合戦用技能があってプレイに爽快感が出れば良かったなと思いました。あと相手の行動不能攻撃が分かり辛く、敵陣に突っ込むとまあまあ避けられないのにコンビニに行ってお弁当を買って温めて食べられるくらい拘束されるのも結構ストレス。周回していて一番最初に踏むイベントが合戦なのも相まってだるいイベントだなという印象が強いです。
あと演出やUIに一貫性がないのも気になる部分でした。
一番最初の合戦で大師兄のスキルを使うとカットインが入るのに特にそれ以降カットインが入らなかったり、唐門だと行動選択がマップを選択する形なのに留学すると横文字の選択肢から行先を選ぶだけだったり、最初だけ取り繕ってあって後ろの方が揃ってないな~と思う部分がちらほら。
ただこのゲーム自体がまだ完全版ではなく、沢山のアップデートとDLCが控えてるっぽいので将来的に解決されると良いなあと思います。
・以下、ネタバレあり感想
◆各キャラ語り
それぞれのストーリーやイベントに対しては結構Twitterの方でリアルタイムに吐き出したので、各キャラの好感度ティアリストを基準に思う所があるキャラに対して喋っていこうかなと思います。
Cが基準(好悪特になし)で、Sに行くほど好き、Fに行くほど好きではないです。S~Bくらいまではほんのり左右差つけました。
出会ってなくて誰?ってなってるキャラとモブ過ぎて特定個人を連想できないキャラと本当に言うことがなかったキャラはランクから弾いてます。全員分は語りませんが、それでもだいぶ長くなると思います。
ティアリストは下記の物を使用させて頂きました。
https://tiermaker.com/create/legend-of-mortal-character-16592770
◆S(大好き)
・趙活
我らが主人公。Thisコミュニケーションのデルウハ殿レベルで作品が好きなら主人公のことは当然好きになってるぐらいのキャラ。ゲーム通して色々好きなキャラは出来ましたが、やっぱり趙活に魅力があってこそ、そこに絡むキャラのことも好きになるという部分が大きかったですね。
だからティアリストは味方よりだと判定甘いし敵よりだと判定辛いです。
趙活の魅力は圧倒的光属性でありながら、その上で滅茶苦茶苦しんでることです。作中でも「打ちのめされた人生を歩んできて、それでも志を高く保つ者こそが最も価値がある」みたいなニュアンスの格言が出てきますが、正しくその言葉に集約されていると思います。
最終決戦で相手が主人公補正の特殊能力を貰ってる中、趙活が持っているのが一切能力のない『勇者』って称号なのが最高にカッコいいんだ。
艱難辛苦を乗り越えて彼が答えを出すシーンは本当に最高だし、そんな趙活を見て救われるキャラが居ると凄い嬉しくなる。こんな好きになるとは思わなかったな~
・夏侯蘭
まず見た目が一番好き。表情差分と立ち絵の使い方が全キャラの中でも特に強くて、完全に絆された瞬間の顔の出し方や傘を使ったキスの表現とかが印象的でした。
あと閨に誘う時の文句を開示することで以降会話に数文字付け足すだけであっこの後ヤるんだこの人達……という気分にさせられるの、ちょっと強すぎる。術式の開示、本気だね。
師匠ができたことを一人喜ぶ趙活を見て滅茶苦茶絆されてたり、意外とポンコツだったり直ぐ魏菊を拉致するところとか、作中で好きになった部分は色々とあるんですが、性格よりも強いとされているキャラがちゃんと格に見合った活躍をしているところが何より好きですね。
「師匠VS師匠」の言葉を聞いて乱入してくるシーン毎回スキップせずに見てる位には好き。好きすぎ。
・大師兄
みんな好き枠。活俠傳好きな人は当然大師兄が好きだし作中の活躍シーンにも恵まれているしで、態々自分が語る様なところは何もない気もする。
選択肢によっては1ストーリーで死亡詐欺を禁断の3度撃ちするの、正直かなりずるいんだけど大師兄が生きていると滅茶苦茶嬉しいから結局何も文句言えない。
ずっと趙活のことを評価してくれていて、変に持ち上げたりも見下したりもせず、ただ兄貴分として、悪友として引っ張ってくれる最高のキャラ。
大師兄が女になったらヒロインレースは終わるみたいな感想をたまに見るんだけど、大師兄は女の子は好きでも男女の情を自分に向ける人のことは結構面倒くさがっている気がするので同性だからこそ出来上がった距離感・関係値なんじゃないかなと思いますね。
趙活と大師兄で漫才をするならボケをしたがるのは大師兄だと思うんだけど、趙活の方がウケるみたいなこと書いてたからどっちもボケてどっちも突っ込むスタイルぐらいになったのかな。普通にツッコミに回るけどネタは大師兄が書いている位に落ち着きそう。遊郭に行って全然ネタ合わせに来ないで本番前にこれ、覚えといてでネタを渡してくる大師兄は居るし、なんならネタを書いてすら来ない。
・葉雲裳
見た目は別に好みな訳じゃないんだけど、葉雲裳ルートのストーリーが純粋に凄く良かったのでかなり好きになった。
他のヒロインと比べて明確に顔面の美醜を評価基準に入れていたキャラで、だからこそ想いが通じ合ったシーンの破壊力が高かったと思います。これには純愛おじさんもにっこり。
病弱キャラなので自身のルートに入るまではストーリーへの介入は殆ど無かったんだけど、病気問題が解決してからの暴れっぷりが凄まじかった。ルートに入る前と後で一番印象が変わったキャラだと思う。
私の命に兄の人生を奪う価値は無いってずっと言っていたのに、主人公と結ばれてからは天が全ての代わりに私を与えたって言えるくらいに自分の価値を認められる様になっていたのはグッと来たし、実際バチクソ天才美少女だから全ての代わりに趙活を愛し通せたのも凄い。ビッグラブだね。
あとナレ死しかしない晁和を唯一ストーリー中に陥れられるのも格が現れてて良かったですね。
・四師兄
一周目、システムをあまり理解せずに自室で休むなんて軟弱者だと思っていたせいで自由行動時に一切出会わなかったんですけど、そのおかげで買い物いっぱいして好感度を上げた二週目では差異が沢山見れて一気に好きになりましたね。
その中でも晁和に貢献度を奪われるイベントで、嘘を利用して金を騙し取るシーンが特に好き。
一門の中だと一番リアリストな感性を持っていて、明確に他人よりも自分、情よりも金っていう属性のキャラなんだけどそれでも唐門のことを大事に思っていて、自分のポリシーを限界まで曲げてくれるところが好きですね。
「負ける戦なら付き合わないが、25%でも勝てる可能性があるならそれに賭けたくなる」って台詞に四師兄の良さが詰まっていると思います。
◆A(好き)
・魏菊
私は外見で人を判断しませんよって言ってプレイヤーの好感度をあげた後、茶の飲み方がちょっと悪かったせいで内心ボロクソに言ってきたのが一貫性ありすぎて一気に好きになった。
外見が判断基準にないだけで内面や所作が良くないと普通にまあまあ評価を下げられるの、あまりにも妥当なんだけど登場シーンが物語のお約束みたいな感じだったのでちょっと勘違いしてました。
あと表情差分が滅茶苦茶可愛いですね。好きなのは驚いてる顔とのんびりしてる顔で、照れてる時おでこから湯気がでまくっててエッチなのも良いと思います。
・唐黙鈴
性格も見た目も普通に幼いしここが特別好きとかは無いんですが、別に特段嫌う要素もないし趙活の正ヒロインで最初に攻略したヒロインと言うこともあって思い入れ自体は結構ありますね。
趙活が自分を好きだって公言してるのをちゃんと理解してたり、窓の外に居るのも普通に気付いて許容してたり唐黙鈴側もずっと少なからず趙活を意識していたことがわかるストーリーはプレイヤーが操作する以前のこれまでの趙活が既に報われていた感じがあって好き。
あと好きなタイプが「半生以上自分を一途に思い続けられる人」なのも好みの基準が無意識に趙活になってるんだなって感じ取れて良い。幼少期から趙活が兄貴分になってくれてたらそりゃ脳も焼かれるか……
・段智秀
趙活と同じく生まれた時から叩かれ続けてきたキャラで、趙活よりもなまじ持ってるせいでそれが呪いになってしまっている。プライド高いし普通に嫌な奴だし愚かなんだけど、真っ直ぐだし悪い奴ではないしで嫌いになれないのが絶妙なバランス。
段智秀の人生には大きな挫折と喪失が何度もあるんだけど、それでも一度も折れてないし何度もそれなりの位置まで這い上がってきてるのが本当に尊敬できる。
自分ができると信じたことにしっかり計画を立てて突っ走れるのは本編中では悪い要素が目立ったけど才能だと思うし、バイタリティもあってかなり好きなキャラ。感情表現が大きくてストレートなのも可愛い。
将来は嫁の尻に敷かれていて欲しいので、南溪と結ばれてくれると嬉しい。
・虞小梅
訓練しようとしたらすぐに追いかけっこしてこようとしてくる。唐黙鈴とは違って断ると好感度が下がってなんか損した気になるのでつい追いかけっこしてしまい、階段から落とされる。人は愚か。
・葉雲舟
試し行動Lv100男。
「いつか裏切るのではないかという期待を趙活にし、そして裏切られた」ってキャラ説明が好き。
立ち姿から戦闘スタイルまで中二心を刺激してくれるクールなキャラ。葉雲裳ルートでの彼の見せ場はずっと良かった。妹のことを心配しなくてよくなった後の雲舟マジでずっとカッコいいんだよな。
最後の決戦、一人で師範代二人を足止めしてるところも滅茶苦茶キマってて、あそこが良すぎるから観雲客と聴海生のこともちょっと好き。
同舟剣法貰った時あの演出入った居合覚えられるのかと思ったら普通に既存モーションの絕招でちょっと悲しかった。
あと大会後の合戦で雲舟のスキル使った時にカットイン入って欲しい。
・二師兄
開幕死にに来ました!って言ったら本当に殺されるの、公式が勝手に言ってるだけだと思ってる。
設定自体は語られてるのでそういうことなんだろうなーって予測はしやすいけど実際に本編で語られている部分は少ないのでもっと動いてるところ見たいですね。
普通に身内にめっちゃ甘くて優しいし結構冗談も通じてノリが良いので順当に好きよ。
・南溪
見た目が普通に好き。夏侯蘭とかこのキャラみたいなデザインに弱い。
趙活の冗談の拾い方だったり、裏切った時の宣言だったり台詞が一々好きですね。
一門滅亡のルートで勝利がほぼ決まっている統領の嫁という立場からでもしっかり借りを返しに味方してくれるし、かなり作中で言われている「正気」を持っている人だと思う。
嶺南派を引っ張る立場になった段智秀が明らかにヤバい方向に突っ走り始めたので慌てて止めに行き、なし崩し的に一緒に問題を解決してる間めっちゃ口説かれ続けて熱意に負けてしまう南溪の二次創作があったら教えてください。勢いだけ凄くて方向性が合ってない段智秀と舵取りが上手くて力関係で負けない南溪の相性は良い筈なんですよ。もしこれから書く人が居たら教えてください。是非にね。
・楊玄奇
三代目千面人魔。
何者にでも化けられる暗殺者ならモブに化けてますよは本当にその通りで、負けてるシーンが多いながらもちゃんと格が高いのは嬉しい。
作中だとずっとお労しいポジションなんだけど、ずっと覚悟が決まっててカッコいいので好き。
・龍淵
作中最強格なんだけど決めるところで決まりきらない感じが結構好きかもしれない。趙活と龍湘の喧嘩が始まってやめてくれよ……って呟いてるところホンマ好き。
活俠傳は設定的に強いキャラの格は基本的に落としてこないので、強いとされているキャラは大体好きなんですよね。格の高い強キャラはそれだけで格好いいので。
このキャラが出張ると色々と問題があるので活躍は増えないんだろうけど、どこか別のルートでも顔見せて欲しいなあと思う。
・福韞
この海で最も自由な男。作中で一番良い空気を吸っている。
こういうキャラクターが好きかと言われるとそうでもないんだけど、活躍してるシーン大体笑っちゃったので負け。悔しい。
活俠傳の胡乱要素を語る上で外せないし、構成要素が面白いのでAということで。
・解無塵
つよつよ蹴りがナイス翻訳すぎる。
普通に面白いキャラだし、大師兄や夏侯蘭達とパーティ組んでたっていう設定の時点でもうAは硬い。
この時の過去話読みたすぎるから小説とかで出してほしい。
・三師兄
ずっと趙活に好意的だし反応も面白いんだけど、学問を伸ばした趙活の踏み台になってるシーンが多くて活躍という活躍もそんなにないのでどこかで何か欲しかったな~という感じ
一門が滅ぶ時に逃げ出した弟子が死なないで済むことを素直に喜んでたり、極限の状況でも人を思いやってくれるので好感度は素直に高い。
◆B(好印象)
・瑞杏
上位存在かと思ったら普通に現実にいる人。人?
メタ認知してるのか千里眼で全部見えてるのかは分からないけど、運命点とかダイスのシステム周りは全部瑞杏の手が入ってそう。
詳しいことは特に明かされてないけど主人公の推し活をやっている上位存在って文脈は結構好き。
・瑞笙
明らかに趙活の対として作られたキャラデザインなので普通に一周目から好印象の位置にいた。
伝説ENDの後趙活と一緒に戦ってる姿が見たかったな~って思ってるんだけど、そこまでやると蛇足になるから書かれなかったのかな
瑞杏・画中仙・夏侯蘭に告白して振られてるのがあまりにも女の好みに一貫性がありすぎて面白い。どうやら俺達は……親友だったようだな
・郁竹
喋り方と立ち絵が完全にずんだもん。
まだ郁竹エンド走ってないからマッサージ券周りの話しか知らないんだけど普通にデザインが可愛いので好き。
金デブ敗北時の妄想でやたら可愛い郁竹が出てくるんだけどルート行ったら見れるのかな。
・齊壬
小姉妹の結婚イベでいかにもな顔して俺様系キャラが出てきたと思ったらしれっと負けてて滅茶苦茶面白かった人。似た様な出方をして毎回同じ退場の仕方をするので一切話には関わらないんだけどなんか印象に残ってる。
QAを見たら親の仕送りで剣を買いながら、カッコ付けるために親は死んで天涯孤独だと嘘を付いているらしいっぽくてますます好きになった。可愛いね。
・上官螢
活俠傳は創作あるあるをあらゆるところでやってくるゲームだけど、まさか婚約破棄まで網羅してるとは思わなかった。
商売は上手いのにそれ以外の立ち回りが滅茶苦茶下手で、軽い気持ちで好感度の初期値を最大まで上げたら一気にお労しい感じになったので滅茶苦茶後悔した。
デザインやキャラは好きだから普通に上官螢を攻略させて欲しいですね。なんかでも大分先らしい。
・龍湘
忍者と極道の極道みたいなことずっと言ってて面白い。作者曰く善人は殺したことがないらしいんだけど作中で普通に冤罪で人を切ってるので結果的にたまたま善人じゃなかったか、即死させないことで助けたいと周囲から思われている善人は切られてるけど結果的に死んでないみたいな理屈が働いてるだけだと思う。
配膳をやらせたら客を殴り、キッチンをやらせたら火事を起こし、店の鶏ももはつまみ食いする飲食店向いてなさすぎの実の全身飲食店向いてなさすぎ人間。本当にそれで良いのか?って思いつつ、でも二人が幸せそうだし良いか……で落ち着くので鶏ももエンドを見た感情の推移がほぼ龍淵。
自分のヒロインの好感度はほぼルートの面白さに比例していて、本編と重なるところが多かった分どうしてもちょっと薄味だったなという印象が拭えない。
あと結構大師兄と良い感じだな~と思ってプレイしていたので、なんかそこまで趙活と想いを通わせるためのイベントがあった様には思えなかったのもあるかも。元々龍湘は趙活のことを気に入ってたし、誰かに自分のことを求めて貰いたいっていうタイミングだったのもあったからクリティカルだったのかもしれないけど、もう1イベントくらいあったら全然印象違うだろうなって感じました。
・南宮深
活俠傳現代に居たら仕事終わりに飲み屋に行って2次会としてガールズバーに2件ぐらい行き、その後一緒に風俗に行って深夜の牛丼チェーン店で感想を駄弁り合いたい男ランキング1位、南宮深。
責任感とかトップに立つ人間としての立場とか、自分が背負ってる物に対して真摯に向き合っている(向き合うべきという)姿勢は1週目から見せてくれていたので、主人公への当たりは強かったけど好感度はずっと高かった。当たりが強いのは趙活側の態度が普通に良くないからな時もまあまあったし……
ただ、それはそれとして普通にカス。上官螢に私も想い続けろって言うのか?とか言ってるのどの口過ぎる。
話の都合上どうしても敵になってしまうので、彼もどこかのルートでは味方になって欲しいなと思います。
・辛儒
出てきた時流石に可愛すぎてビビり散らかした。
短いながらイベントの内容も良かったし、趙活との関係も良さそうで滅茶苦茶ワンチャンありそうに見えたけど、周回して大師兄が登場する派生見たら普通にノーチャンだなってなりました。
趙活は最高にカッコよくて魅力的な男だけど、こういうタイプと付き合ってるイメージは全然湧かないかも。
・鉄冠道人
純愛んほりおじさん。
葉雲裳とのイベントを影から覗いて純愛たまんね~~って言いながら満足して去っていったのマジで何!?って感じで凄い面白かったのでそのイメージしかない。
性格や所業自体は終わってるけど大儀の為に自分の命をノータイムで切れる男だし、作中最強格としての演出も良かったのでちゃんと格があって好きですね。
自分の顔が醜いから想い人に裏切られたって言ってるけど、他の人からもまあまあ袖にされてるし裏切られてるから普通に性格も悪くて嫌われてたんだと思います。
後継の千面人魔の素顔が美形揃いなのも顔面コンプレックス拗らせてる感じがする。作中にアナザー趙活みたいなキャラは沢山いるんだけどまさかここもとは思わなかったな。
・趙逵
登場シーンしか見てないので実はまだ本格的な活躍は知らない男。
ただ名乗りのシーンが凄い決まっててそれだけであっ自分このキャラ好きだろうな~ってなりました。
正気に振り切れることを結論にしたキャラで激情型っぽい見た目なんだけど意外と思慮深いところもクレバーで好きですね。
◆C(普通)
・完顏珣
登場自体は少ないけど、活俠傳の地獄を描く上で外せないキャラだなと思う。親友を裏切ったけど、だからと言って軽んじてる訳ではなく、顔向けは出来ないと思っているけどそれでも友情は感じている。
所業だけ見ると普通にカスなんだけど最後の呟きから感じる寂しさが良い味を出してる。
・鞠冬音
ただの口うるさいモブかと思ったらかなり愉快なキャラだった。
自分にも他人にも厳しいタイプなんだなって分かるところとか、以外に立ち回りが上手いところとか、魏菊とすごい仲良いんだろうなって分かるところとか、なんかモブなのに噛めば噛むほど味がしてくる。
魏菊ルート来たらこのキャラのイベントも増えそうだから楽しみ。
・上官隼
普通に見た目がカッコいい。
このキャラの立ち絵が高速で左右反転してるとうろジョジョでジョセフが画面に向かって歩いてくるシーンを思い出して面白くなってしまう。
プレイヤー視点では何コイツ?って感じだけど失敗してる時は大体異常者に絡まれてるだけだし、普通にやることはちゃんとやってるので設定上の強さとか立ち位置程の格は無いけど嫌いになる程でもないなって感じ。
上官螢ルートが出てきたら好きになれそうな予感はある。
・申屠龍
黒幕。正体は李仁友っぽいんだけど妹ルート行っても全然情報が開示されなかったので結局どういう奴なのかは全然分からなかった。
作中での動きも全体的にダサいし本人の言動程強そうに見えないんだけど、このポジションのキャラが趙活を見た時死ぬほど狼狽えてたのはちょっと面白かったのでなんか好きになりかけた。
・樊嘯天
なんかこの顔で女の子らしい。ずるくない?
師匠曰くなので本当かどうかは分からないけど、このキャラを掘り下げる物語があったら結構読みたいな~って感じ。
ほぼほぼ絡む機会がないまま終わったので好きになれそうな気がするけど現状かなりフラット。好感度のステータスがあるからイベント踏めてないだけな気はする。
・温夫人
強か。
結構色々計画してたのに色んな人間の思惑が事故りまくってライブ感で黒幕ムーブしないといけなかった人。あそこから画中仙を使ってあがりまで持っていったのはマジで凄い。
最期にあえて意地汚い動きをして南宮遠に拒否されようとしたら全てを理解して受け入れられたので許してしまうシーンは良かったですね。
・南宮遠
決闘時の戦闘モーションが嘘過ぎる男。そんなわけ無いだろ。
普通に良識があって尊敬できる人なんだけど女が絡むと自分を抑えきれなくなってしまうのは南宮の悪いところですね……
このキャラが連盟のトップのままであれば物語も軟着陸するんだろうなとは思いつつ、まあ絶対そうはならないんだろうなという感じがあるので作中の終わり方が一番幸せなのかもしれない。
・南宮淺
本人と関係のない理由で一生承認されない上に趙活と違ってその理由に救いが無いのでかなり可哀そう。
もっと頑張ってたらお前の評価もここまで下じゃなかったみたいな忠告は滅茶苦茶その通りなんだけど、家での扱いを見てるとこんな環境で子供が真っ当に育って真っ当に努力するのはまあ無理だよね~という印象。
父親に認めて貰いたいというモチベーションで素直なまま育ってることだけで奇跡なんだけど、それはそれとして浅慮ではあるので悪い大人の思惑が絡み合う江湖じゃ食い物にされる運命からは逃れられなそう。
それなりに描写があったキャラの中だと一番好きも嫌いもない位置かもしれない。
・画中仙
まあまあ多役をやらされてるので作中だとかなり忙しそうなんだけど、話を聞いてる限り一番人生をエンジョイしている千面人魔っぽい。
華仙兒の正体が画中仙-千面人魔だということを分かってから序盤のストーリーを読み返すとあっここそういうこと?となるシーンが複数あり、活俠傳スゴ~となる。
唐門に逃げてきたらそこに千面人魔が居て釘を刺される虞小梅、安寧の地が無くて可哀そう。
◆D(悪印象)
・唐掌門
情が深いのは分かるんだけどそれのせいで一線だけ越えてないだけで結局どこにも寄ってない実質意味のない中間策みたいな対応を取ることが多くて、趙活視点だと結構もにょもにょすることが多い印象。別に悪意もないし愚かでもないしなんだったら結構趙活のことは気にかけてくれてるけど、理論上はそれで良くても現実は今そうなってないからもうちょい柔軟に対応して欲しい。
父親の話聞いても正直なんだそりゃだったし(父親と掌門が勝手に脳内の美談で気持ちよくなってるだけで趙活視点還元されてなさすぎる)、本当に趙活が良い奴で折れなくて周囲が気にかけてあげたから結果的にどうにかなっただけじゃないかなあ!?と思ってます。
若い頃は現場でバリバリ出来てたから出世は早かったけど管理職に向いてないから苦労しているサラリーマンみたいな味がするキャラ。でもラストシーンの趙活への激励は普通に感動した。管理職やってない時は素直に尊敬できる。
・火龍仙君
この顔と設定で可愛い系のキャラなことあるのかよ。
想像上の飛天門留学の時、本当に驚いた勢いで趙活が殺されたのでちょっとクスっと来てしまった。
このラインのキャラ、本筋にもあんまり関わってこないし好感度を上げるタイミングがないのでファーストインプレッションのままちょい下ぐらいの認識で終わってる。Dの面子はプレイ回数重ねたら印象変わるだろうなってかなり思います。
・金烏上人
登場タイミングと引き起こす結果が趙活にとってクリティカルなので物語上どうしてもヘイトを稼ぐキャラなんだけど、趙活視点からヘイトを稼ぎやすいのはそれだけ重要なシーンで動いているということの証明で、自分の顔を晒してハイリスクハイリターンを掴みに行く積極性、野心・名誉欲を剥き出しにしておきながら自分の命の為ならそれも簡単に投げ捨てられる精神性、作成・維持に相当コストがかかる上に着ているのも大変な肉襦袢を使い続けていることだったり、兎に角やれることをやっている悪役という感じがして個人的には好きですね。暴力的でオーバーな言動も意図的に振る舞っている印象で、結構狡猾な男ですよね。
1週目の印象が強いのでなんだかんだ嫌いよりだけど、他のカスと比べると素直にしばかせてくれるのでヘイトはもうあんまりないかも。
あと自分の肉襦袢のネタが割れてしまった上に相手がまだちゃんと死んでないのに上司がクソ舐めた理由で見逃せとか言ってくるシーン、普通に滅茶苦茶可哀そう。ほぼこれが原因で結婚式の時に殺される訳だし。
◆E(嫌い)
・米歐寬
Xで有名な嶺南派の紅一点。
普通に作中で好きになれる要素は一切ないのでまあ順当に嫌いですね。
EとFで分けてるのは飯屋での振舞いを見た時の印象の差です。
米歐寬もFよりなんだけどまだ面白さがある分Eにしておきました。
・夏靈犀
瑞笙の嫁達は情勢を何もわからないまま好き勝手に喋って瑞笙の寵愛を得ようとしているので普通に全員嫌いよりなんですけど、特に知り合うタイミングもないのでほぼ90%顔が好みかどうかで評価分けてます。
◆F(嫌悪)
・唐小樓
老害。
色々とやらかしまくってる晁和をそれでも私は見捨てないと言っていたり情が深いシーンもあって悪い人間ではないんだけど、それはそれとしてこういうタイプの人間は本当に苦手。価値観アップデートしてください。
・釋明
利己的な悪役ってそんなに嫌いじゃないんですけど、悪意が勝って人を貶められたら良いに精神性が振れると一気に嫌いに寄る。
トラウマを持ってるのは分かるけど、特に大した計画性も立てないし兎に角喚き散らしているだけなので普通に見るに堪えない。
・晁和
誰が一番嫌いかと言うとぶっちぎりでコイツですね。Eランクに並んでおいてるけど本当はこいつだけ3ランクぐらい下です。
十八代纏めて悪口を書くのもあれなので特に嫌なところを言うなら、人の善意を受け取れないところですね。
あと序盤でこいつを殺そうとすると舐めたカップルが出てきて意味不明な理屈で絡まれ、そこもしばくと貢献度が死ぬほど下がるのでどっかで許すか引くかするしかないというのも地味に嫌ポイント。
・段婉清
段智秀のことが好きだったのでこんな妹のために彼は全てを捨てることになったのか……とやるせなくなってしまった。
子供だから仕方ないよな~と思いつつ、いやそれでも好きになれねえよ~~と思ったのでFに置きました。でも他のFと比べると同列か?という気もするので、ちょうど中間くらいなのかも。
◆あとがき
みんなが思ってるであろう悪口をわざわざいっぱい書くのもあれなので後半は結構はしょりました。
まだ全然このゲームを楽しみ尽くせた訳ではないので、ED・死因回収しつつアップデートを待ちたいと思います。
長々とお付き合いありがとうございました。それでは。


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